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2006/04/01

「経営」の持つ意味

毎年四月一日は新入社員を迎えることもあって、朝礼で「経営理念」について話をします。「小さなことから会社は変わる」という本に「経営」の語源について解説があったので引用させてもらいました。

「経営」のことばは、2500年も昔の儒教の古典、「詩経」や「書経」にみられるそうです。本来の意味は、「なわを張り、土台をすえて建物をつくること」だったものが、その後、「物事の基礎を立てて、事業を営むこと」という意味に転じたようですね。経営の二文字を分解すると、「経」(たて)と「営」(まわす)となり、しっかりとした不変の軸の周りを、日々の応変の活動が回っているといったイメージが浮かんできます。

「経」は、容易に変わらない、動かないタテ軸のこと。「経営理念」や「社是」がこれにあたり、時代が変わっても変わらない原理・原則、人の生きる道理や倫理などが示されます。これに対して「営」は、事業、商品、技術、手順、システムなど、日々の事業活動を行っていくための要素で、時代に合わせて変えていくべきものです。

経営は、「経」と「営」から成るものですが、まず「経」を重視すべき。わたしたちのお取引先百貨店の社是、「先義後利(せんぎこうり)」には、「利益よりも、お客さまや社会への信頼を優先する」という方針が表わされていて素晴らしいと思いますね。

今の日本の社会をみると「経」よりも「営」が優先され、お金儲けのためなら何をやってもいいという考え方が当たり前になっているような感じがします。法令に違反した会社の顛末を見てもわかるように、「経」のない経営は一時的に繁栄しても長くは続かないのは明らかです。

経営は社長などトップだけが行うのではなく、社員全員が参加して営んでいくもの。原理・原則を守って、お客さまのために尽くし、売上と利益をあげる努力を積み重ねる、この日々の活動をきちんとやることが「経営」そのものであり、わたしたちに繁栄と幸福をもたらしてくれると思います。

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