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2006/05/01

採算意識を高める

今日の朝礼では、採算意識について話をしました。

経営の基本は、いかにして売上を大きくし、使う経費を小さくするかということです。売上を大きくするのは主に販売の仕事ですが、経費を小さくすることには全ての社員が関わっていて、誰もが工夫次第で経費を減らすことができます。いわば全員が会社の経営に参加しているわけで、一人一人がどれだけ採算意識を持つかによって、会社の利益と社員個人の収入が大きく違ってきます。

採算意識を持つためには、会社の中の全てのものにコストがかかっていることを知り、その金額に関心を持つ必要があります。当社を例にとれば、縫製工場の生産担当者は、生地のコストはもちろん、レースやボタンなどの副資材、包装に使う袋やシールの価格にまで関心を持って経費の節約に努めるべきです。

わたしたちは余裕ができると、ついつい経費に対する感覚が甘くなってムダな経費を使いがちです。会社も同じで、景気のいいときにお金を散財するケースが多く見受けられますが、長く続いている会社は倹約の思想が社内に定着していて、どんなときもお金の使い方が慎重です。

たまたま前回のブログで取り上げた名古屋の会社はこの好例。トヨタをはじめとして名古屋の会社というのは、絶え間ない改善によってコストの削減に努め、豊富な手持ち資金を蓄積することで安定した企業体質を作りあげています。おそらく、採算意識も全社のすみずみまで浸透しているのでしょう。

全社員が採算意識を持つのが経営の理想ですが、経営理念と同じで、全員に徹底するのはたいへん困難なことと実感しています。でも、それをどこまで徹底できるかで業績が変わってくるのは事実。一人でも多くの社員に採算意識を持ってもらうために、朝礼や会議、勉強会などを通じて根気強く教育を続けていきたいと思っています。

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