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2006/05/14

企業の女性活用

今朝の朝日新聞、天声人語を読んでいたら、鉄道ファンの俗称「鉄ちゃん」のことを「男性の鉄道ファンを指す」と書いてありました。これは初耳だったので、じゃあ、女性のファンは?と続きを読むと、「鉄子ちゃん」という耳慣れないことばが出てきてびっくり。これって時代に逆行してませんか?看護婦が看護師、スチュワーデスがキャビンアテンダントに変わってきてるんですよ。

ところで、男女雇用機会均等法が施行されて今年で20年になるそうですね。今週号の日経ビジネスの特集は、「女性活用待ったなし。できなければ会社は潰れる」というもの。均等法が施行されて20年が経ち、本来なら40代の女性が活躍しているはずなのに現状はお寒い限りで、経営陣はおろか管理職にも数少ないのが現状です。

最大の原因は、職場で仕事と家庭の両立が難しいためではないでしょうか?とくに東京などの大企業では通勤時間が長く、残業などを考えると、現状の保育園の体制では安心して子どもを預けるのは難しそう。もうひとつネックになりそうなのが転勤で、夫婦共働きで子どもが小さければ転勤のために仕事をあきらめざるを得ません。

日経ビジネスは「女性就業者が増えると出生率は低下する」という仮説に疑問を唱えています。オランダ、ノルウェー、米国などの先進国も1980年頃まではそうした傾向がありましたが、近年は女性就業者が増えるいっぽうで出生率は増加傾向に転じているそうです。少子化対策と柔軟な雇用制度が奏功したわけですが、こうした対策が日本でも通用するのでしょうか?

私見ですが、地方の企業のほうが通勤や保育所などの条件でも恵まれているし、中小企業のほうが雇用制度の面で柔軟な対応ができそうですね。むしろ日経ビジネスの主要な関心事である大企業、それも大都市にある事業所のほうが対策が難しいのでは? 女性の本格的な活用をはかるべく、仕事と家庭の両立支援を行うためには、少子化対策とあわせて、大都市集中型の事業構造や、頻繁な転勤といった雇用の実情に対応した制度改革を行う必要があると思われます。

(追記)はたらくママたちを対象とした雑誌「BIZ-mom」6月号がベネッセコーポレーションから送られてきました。この雑誌はひよこクラブの臨時増刊号で、誌面のおよそ半分が保育園の話題で占められています。仕事と育児の両立において保育園の果たす役割がいかに重要かということでしょう。7人のママたちの生活ドキュメントを読んでいると都会の保育園の不備な点がよくわかりますね。

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