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2006/06/25

雨の日の日曜日は

雨の休日は一日本を読んだり、好きな音楽を聴いたり。毎週日曜の朝の楽しみは、FM東京系の「ハート・オブ・サンデー。」DJ・ノーナさんの優しくて透きとおった声とステキな選曲に心が癒されます。

今週は梅雨の季節ということで、「RAINY DAYS AND SUNDAYS」と題して、雨にちなんだ曲の特集。カーペンターズの名曲「雨の日と月曜日は」(1971)、スティーヴン・ビショップの「雨の日の恋」(1975)、カスケーズの代表曲で、CMにも使われている「悲しき雨音」(1963)などが良かったですね。

ここにあげたのは全て60~70年代のアメリカの曲ですが、この年代の曲はメロディーが澄んでいて、とても美しい。これが80年代以降になると、きれいな曲がめっきり少なくなってしまうんです。何か理由があるのかなと思っていたところ、松井証券社長・松井道夫さんの著書にこんなことが書いてありました。

松井さんが、アメリカでは、IT革命が進んだために職を失ったホワイトカラーが急増していることを奥さんに話すと、「そんなこと、とうの昔に知っているわよ。ロックを聴いてご覧なさい」という返事が返ってきました。

奥さんは、「90年代以降、とくにこの3年(99~01年)くらいでアメリカのロックは明らかに変質したの。表現できない怒りというか、どうしようもない不安の爆発というか、とにかく暗い」と言ったそうです。

ロックを通じてアメリカ社会の変質を感じ取っていたんですね。音楽に時代の気分が現れるというのは納得のいく話。今の日本では、毎日のように暗く、悲しい事件が起こってますけど、J-POPを聞いていると結構明るい曲調が多く、あまり暗さは感じられません。日本の社会はアメリカほど悪くなっていないのかな、それとも単に若者たちが能天気なだけなんでしょうか?

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