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2006/07/02

「不撓不屈」をみる

嫁さんが映画のタダ券を2枚もらったので、しぶる娘も誘って3人でTジョイへ。この映画館に行くのは初めてですけど、久留米市の郊外にあって10本の映画が同時上映されています。

映画のタイトルは「不撓不屈(ふとうふくつ)」といって、国税庁の圧力に屈せず、主義主張を貫く税理士が主人公。上場会社TKCの創業者で税理士だった飯塚毅さんの体験をもとにした実話で、高杉良さんの小説がベースになっています。地味なテーマの作品のためか会場はガラガラで観客はわずか十数人。もしかして全員が税理士の関係者?と思いましたね。

最初のあたり、国税庁内の会議のシーンで、なぜ国税庁と税理士が争うことになったかが説明されるんですが、これがかなり難しい。「別段賞与」といって、決算期末に臨時ボーナスを支払う場合に、中小企業が資金繰りなどの都合で支払い時期をずらすことが脱税にあたるかどうかで論争になったというものです。

こりゃ高校生の娘にはちんぷんかんぷんじゃないかな。でも、ここがわからないと後の展開がよく理解できないわけで、途中で眠りこけてないかと心配しながら見ていました。いちおう最後まで起きていたようですが、「どうだった?」と聞くと、案の定、「意味がわからん」という返事。いい映画だったんですけどね。

わたしはとても感動しました。飯塚さんの「税金は正しく払うが、節税も正しくやる」という強い信念を持って戦う姿勢、お父さんを信じて励ましあう家族の絆、自分の立場が危うくなっても主人公を応援する正義感あふれる人たち、苦悩に答える禅寺の老僧。「人間として何が正しいか」ということを教えられた思いで、何度も涙を流しました。

ぜひたくさんの人に見てほしい、と言いたいところですが、内容が難しいので、見てわかる人は少ないかもしれません。でも、ビジネスマンや会社の経営者にはおすすめ。高杉良さんの小説のヒーローだけあって、権力の横暴や拝金主義に悩み苦しみながら、最後に正義が勝つ結末はやはり見ていて気持ちのいいものです。

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