2007/12/19

禅仏教との関わり

偶然かもしれませんが、この1ヶ月の間に、禅仏教と関
わりの深い著名人の記事にいくつも出会いました。

野村証券の田淵節也さん。社長時代、鎌倉・円覚寺の
朝比奈宗源さんにお願いして、毎年夏休みに二泊三日
のお籠もりをしていたそうです。(日経・私の履歴書)

先日亡くなられた小児科医の内藤寿七郎さん。曹洞宗
の名僧・澤木興道に師事しておられましたが、アップリ
の葛西健造さんも澤木老師のファンだったため、意気
投合したとありました。(日経夕刊・人間発見)

東芝・西田厚聡社長の愛読書は、道元の「正法眼蔵」。
17、8年前から何度も読み返し、「論理の飛躍がおも
しろい」とおっしゃっています。(朝日・フロントランナー)

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俳優の滝田栄さん。大河ドラマで徳
川家康を演じた際に、静岡の臨済寺
で修行されたそうです。禅との縁を
「本当に有難い」と感じながら、今も
坐禅会に参加しておられるとか。
禅文化206号


5人の方々は各々すばらしい業績を残されていますが、
信念や哲学があり、私心を持たない生き方に共通点を
感じました。その背景に禅仏教の「素養」があるのでは
ないかと、勝手に想像しているのですが。

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2007/11/11

承天寺を再訪

071111_143510_m_2ここは博多駅の近くにある承天寺の山門。
7月に、この門の下で山笠を見たんです。
台風通過後の雨に見舞われ、とても寒い
朝だったことを思い出しました。

今日は博多織の求評会。一昨年に一度見
したことがあるのですが、山笠の時にお
世話になったお礼も兼ねて再訪することに。

たまたま麻生知事の視察の案内をされていた神保住職に
ごあいさつすると、後で部屋に通されお茶をいただきました。

仏教、とくに禅仏教に関心を持ち始めて10年余り。仏教書
を読みつつ、いつかはお寺と関わりを持って、坐禅をしたり、
行事に参加したいと念じていました。願いは叶うもので、少
しずつご縁が広がっていくのを本当に有り難く思っています。

枯山水の写真(3枚)もご覧ください。(あかしろフォトへ)

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2007/10/08

大宰府で真宗の歴史展

Sp09t011昨日に続いて、またも仏教関連の
展覧会へ。九州国立博物館で開催
中の「本願寺展」に行ってきました。

主催は、浄土真宗本願寺派(西本
願寺)で、先日、京都で拝観した
東本願寺
(浄土真宗大谷派)とは
宗派が違います。

展示物は、昨日に比べるとバラエティに富んでいて、
色鮮やか。重文など、歴史的な価値が高いものも
相当数あったように感じました。観客の数は、昨日の
およそ100倍、たいへんな賑わいぶりでしたね。

やはり、檀信徒数の違いなのか(臨済宗大徳寺派の
10万人に対して、浄土真宗本願寺派は700万人)、
それとも、大応国師と親鸞、崇福寺と本願寺のネーム
バリューの差なのか、理由はよくわかりませんけど。

若い人たちがたくさん来ていたのも驚き。浄土真宗
のほうが、禅宗よりも布教活動に熱心だから?それ
とも、近くにある「系列」の筑紫女学園の関係?など
ついあれこれと考え込んでしまいました。

来年の1月1日から、九国で「京都五山 禅の文化
展が開かれるそうなので、こちらがどれくらい観客を
集めるのか、わが家の宗派・禅宗の動員力と京都五
山の「ブランド力」に興味しんしんといったところです。

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2007/10/07

福岡で禅の歴史展

071008_095146福岡市美術館に「大応国師と崇福寺
展を見に行きました。崇福寺7月に
ツアーで拝観
してきた臨済宗・大徳寺
派の禅寺です。

大応国師(だいおうこくし)は、鎌倉時代に、興徳寺や
崇福寺といった福岡の禅寺で30数年を過ごし、たくさ
んの優秀な弟子を育てました。

とくに優秀なのが、大徳寺の開祖・大燈国師と妙心寺
の開祖・関山慧玄。この3人は「応燈関」と呼ばれ、禅
の歴史の中で重要な役割を果たしてきたんだそうです。

とはいっても、仏教に興味を持つ人でないと、あまり面
白くないかもしれませんね。展示のほうも、頂相(ちん
そう:禅の高僧の肖像画)や墨蹟(ぼくせき:禅の高僧
の書)がほとんどで、今ひとつ華やかさに欠ける感じ。

いつもは大勢の観客で賑わう美術館ですが、今日は
ガラガラでした。一昨年開催された「仙崖」展は、けっ
こう人気があったように記憶していますが。

ただ、黒田長政と大徳寺との関わり、当初は大宰府に
あった崇福寺が福岡市内に移ったいきさつなどは興味
深かったですね。郷土史好きな人にはおすすめできる
かもしれません。

(2007.12.19追記)
禅寺での法話で、「大応国師と白ウサギ」というエピソード
を初めて知りました。福岡銘菓、風月の雪うさぎもここから
着想
を得ていたのですね。福岡市内の姪浜には、うさぎの
モニュメント
もあるそうです。

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2007/09/18

浄土真宗の本山へ

京都駅前のホテルを出たものの、百貨店の開店時刻・
10時までにかなり間があるので、浄土真宗大谷派の
総本山・東本願寺に行くことにしました。

駅から5分の距離なのに、訪問するのは今回が初めて。
門をくぐると、目の前にそびえ立つ阿弥陀堂の巨大さに
びっくりしました。

ところが、その横にある御影堂(ごえいどう)は、さらに
大きな建物のようですね。残念ながら修復工事のため
その威容を見ることはできませんでしたが、「世界最大
の木造建築」とうたってありました。

070918_095128_m塀に書かれていた標語が良かったの
で写真を撮りました。浄土真宗の教
義は奥が深く、いくら本を読んでも
よくわからないのですが、これなら
何となく理解できそうです。

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2007/07/15

福岡の禅寺ツアー

山笠が終わると、承天寺さんでお茶の接待がありました。
実は今回の山笠見物、久留米のお寺・梅林寺主催のツ
アーで、ずっと前から楽しみにしていたんです。

前日の夜は、承天寺の和尚さんを囲んで夕食会。今朝
は承天寺を拝観後、日本最初の禅寺(扶桑最初禅窟)と
いわれる聖福寺へ。仙崖和尚のお寺としても有名です。

070715_093757_mこのお寺もふだんは「拝観謝絶」と書い
てあって、人を寄せつけないふんいきが
漂っているのですが、今回初めて中を
見せてもらうことができました。

070715_185714でも、拝観謝絶とあるわりには、パンフ
レットがあったり「扶桑最初禅窟」と銘打
ったせんべいがあったりして、首をかしげ
てしまいましたけど。

そのあと、黒田家の菩提寺・崇福寺も
拝観。ふだんは見られないお寺を3つも
ハシゴして、お寺好きにはこたえられな
い一日でした。仕事に忙しい毎日、みなさんもたまには
自分への「ごほうび」を計画してみてはいかがでしょうか?

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2007/06/01

週1回仏教を宅配

00008069_c_011昨日の朝、6時すぎに起きて
いつものように新聞受けを
見ると、入っていました!
朝日新聞の「仏教新発見」。
31日が創刊だったんですね。
これから30回、毎週木曜に
配達してもらうことになります。

毎回有名なお寺が特集されますが、第1号は法隆寺。
歴史や格式からみても異論のないところでしょう。

わたしの好きな禅寺もたくさんとりあげられていて、
うちの宗派、臨済宗妙心寺派の本山・妙心寺も28号に
登場の予定。お寺をテーマに、歴史、地理、文学、建築、
美術など幅広い分野の知識を得ることができます。

他にも、瀬戸内寂聴さんの法話、五木寛之さんのエッ
セイ、末木文美士さんなど仏教界の有名人が勢ぞろい。
稲盛和夫さんも執筆を担当されるとあり、半年の間、
木曜の朝が来るのが待ち遠しくなりそうです。

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2007/05/27

ボケの実がなった

庭の草取りをすませ、今年もハーブ在庫のたな卸し。
昨年とほぼ同じ、23品種の「越年」を確認しました。

ところで、ハーブ(herb)は、英語で「香りのある草」を
意味しますが、料理に使ったり、香りを楽しむだけでなく、
健康維持や病気の治療にも役立つ薬草でもあります。

050527_185231写真は、庭にある「木瓜(ボケ)」。
もらったときに10数センチの高さ
だった鉢植えを地植えにしたら、
ものすごく大きく成長しました。
毎年3月から4月にかけ真っ赤な
花を咲かせますが、鋭いとげが
あるのが難点です。

実は、このボケもハーブの一種で「ハーブ スパイス館」と
いう図鑑にちゃんとのっています。最近、この木に実が
なっているのに気づきました。結実は珍しいそうですが、
実には薬効があり、暑気あたり、疲労回復に効くそうです。

実がもう少し大きくなったら、ホワイトリカーに漬け込んで
果実酒を作ってみようと思います。ボケのお酒というのは
初めてなのでちょっと楽しみですけど、年老いた両親に
「ボケ酒飲む?」とか言ったら、どんな顔するかな?

070830_210323(07.8.30追記)ボケの実がさらに大き
くなったので、ボケ酒を作ることにしました。
製法には、そのまま漬け込む方法と輪切
りして漬け込む方法があるらしい。

前者は時間はかかりますがクリアなお酒
が得られ、後者は早く飲めるものの濁った
お酒になってしまうので、前者の方法をと
ることに。6ヶ月くらいしたら飲めるそうです。


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2007/04/10

どう見ても?

東京・目白台にある「永青文庫」美術館。
ここで白隠(はくいん)禅師(1685~1767)の
書画展が開かれているので見に行きました。

白隠さんは臨済禅の中興の祖。禅に関する
多くの書画を遺していますが、ユーモアあふれる
作品が多いのが特徴とされています。
博多の仙崖さんと似ていますね。

Spring041禅宗の開祖・達摩(だるま)
を描いた有名な水墨画。
正面から書くのがふつうの
ところを、あえて横向きに
描いてあるのがユニーク
なんだそうです。

絵の上の文字は
「どふ見ても」と
読むらしいのですが、
「どうみても、
だるまはだるま」と
いう意味なのかは
よくわかりません。

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2007/03/21

禅寺に親しむ

今日はお彼岸なので、母と嫁さん、娘と4人で梅林寺へ。
十数人のお坊さんによる施餓鬼会の供養がありました。

お寺に通ううちに顔見知りの人も増えてきましたが、
お寺で出会う人たちは、心が穏やかで、人のお世話が
行き届いていますね。神仏を敬う心と周囲への感謝の
気持ちがそうさせるのでしょうか。

宗教心が育まれるだけではなく、禅寺には他にも建築、
枯山水、水墨画、墨蹟、坐禅、茶道、精進料理といった
数多くの「禅文化」があって、本当に心が癒されます。

050321_233925_1そういえば写経もありますね。
今日はその用紙をいただきました。
妙心寺を開山した無相大師の
650年忌に奉納するというものです。

娘たちも高校生の頃から親しくお寺の雰囲気や文化に
接するのはとても良いこと。これからもお寺との関わりを
持つことで「利他の心」を身につけるとともに、伝統ある
禅文化を存分に味わってほしいと思っています。

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