子供服の始まり
ファッションの歴史を扱った本は、本屋さんなどでよく
見かけるのですが、子供服の歴史は珍しいですね。
最近出た「アリスの服が着たい」
は、子供専用の服が本格的に現
れた1860年代後半から1900
年頃までのイギリスの子供服に
ついての研究本です。
著者によると、当時の子供服のスタイルとコンセプトに
大きな影響を与えたのが、児童文学作品や絵本の人
気登場人物。
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」、ケイト・グ
リーナウェイの絵本の女の子、マザーグースの「ハバ
ードおばさん」、バーネットの「小公子」などの服装を
題材にした「キャラクター商品」が大流行したそうです。
こうした商品は、「シンプルで健全」「元気でかわいい」
というコンセプトを打ち出し、「子供らしい服装」を社会
に発信する役割を果たしました。
同時に、各々が、「黄金の午後」「幸せな子供時代」
「おませなファッション」「ロマンチックで家族想い」と
いったテーマを掲げていたのは驚き。現在の子供服の
ビジネスモデルは100年以上も前に作られていたん
ですね。
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