2007/12/13

頭は枕のために

あるのではない、というタイトルで、日経産業新聞に連載
された、神鋼電機会長・佐伯弘文さんの「仕事人秘録」を
面白く読ませてもらいました。

頭を使い知恵を出すことで、赤字に窮していた神鋼電機
を優良会社に変身させた「会社再生」物語のひとつです。

それにしても、赤字会社というのは、どこも似たような「症
状」を示すものですね。汚いトイレと食堂、部品が散乱す
る工場、やる気のない従業員、ムダのはびこる職場等々。

佐伯社長の打った手は極めてオーソドックスです。まずは
トイレと食堂の掃除を徹底し、改善提案を募集しました。
提案は7年間で3万7000件も集まり、年間40億円もの
経費削減に成功。会社は一気に黒字に転じます。

21wxre23f1l_aa115_1このへんの詳しい事情については、
会社はムダの塊だっ」にまとめられて
います。どの会社にも応用できる実践
的なノウハウが100事例もあるので、
コスト削減に役立ちますよ。

次に事業の再編に着手。不振のフォークリフト事業を売
却するいっぽうで電磁クラッチブレーキ事業を強化し、M
&Aも行いました。「時代の変化に合わせて事業を変え
るのが経営者の仕事」と佐伯さんはおっしゃっています。

さらに、長年にわたる業績不振の真因が親会社(神戸製
鋼所)からの天下り人事にあることを見抜き、初の生え抜
き社長を誕生させるなど、本当に鮮やかな采配ぶりです。

佐伯さんの新著も近々刊行されるとか。経営学の生きた
教科書として、ぜひ読んでみたいと思っています。

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2007/12/11

入場者はなぜ減った?

Logo_jfw112月5~7日に、東京ビッグサイトで
繊維の総合見本市・JFWJCが開催
されました。当社からも、デザイナー
2人に視察に行ってもらったのですが。

今日の繊研新聞によると、来場者数は13%も減ってお
り、なかでもアパレル関係者は28%も減ったそうです。

同紙は、その原因として、中国への生産シフトの加速に
加え、国内繊維製造業の開発力低下に伴って、出品内
容に新鮮味が乏しくなっている点をあげています。

最近、日本製商品に対するお客さまのニーズが高まって
いますが、「安心・安全」はもちろん、デザインや機能面の
新しさ、ユニークさがないと、本当の支持は得られません。

そのためには、糸に始まり、織り、編み、染め、デザイン、
型紙、縫いに至るトータルの創造性が求められるわけで
国内メーカーの開発力低下は頭の痛い問題です。

それにしても、上記の②に関して、「バイヤーの立場に
なれば、シーズンごとに変化がないと興味は薄れる」と
いう意見があったのにはドキリとさせられました。

当社にとっても事情は全く同じ。2月の展示会に向けて
企画が進んでいますが、新しいものをたくさん作り、お客
さまに変化をお見せできるよう頑張らないといけません。

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2007/12/01

安さより安心

以前に、寝装品で日本製へのニーズが高まっていると
書きましたが、その波が広がりを見せています。

先月29日付の日経は、「中国製問題を受け、売れ行き
好調」、「高めでも国産が安心」という見出しで、生活用
品分野での日本製品の活況を報じていました。

高島屋、三越、西武、京王、東急ハンズといった百貨店
・専門店では、土鍋、フライパンなどの調理器具、はし、
漆器、タオルなどで国産品の売上が伸びているそうです。

Shop0011安心・安全が最優先のベビー用品も事
情は同じ。国産にこだわるお客さまに
支えられて当社の売上も順調です。

本社工場を核にした国内生産100%体制を堅持しつつ
ISO9001の品質管理システムを強化して、赤ちゃんの
ためのもの作りに磨きをかけていきます。

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2007/11/16

関東の百貨店めぐり

Shp_a_0011熊谷、前橋、宇都宮、真岡(もおか)と、
関東のお取引先百貨店を訪問。各店で
店長さん、部長さんにご面談いただき、
昼食をごちそうになるなど歓待を受けま
した。

前橋のお店では、ご年輩の店長さんが「ブログを読みま
したよ」とおっしゃられ、びっくり仰天。さらに、「仏教に興
味をお持ちのようですね」と尋ねられました。

こちらのお店でも、創業者の社長さんが仏教に帰依して
おられるとか。百貨店の屋上に神社はつきものですが、
その中に観音像も祀ってあり、社長さんはもちろん店長
さんも、般若心経を毎朝唱えられるんだそうです。

会社の経営理念とも関連しながら、仏教談義がしばらく
続きましたが、初対面のお客さまといきなり仏教の話に
なるのは初めて。これもブログの「効用」かもしれません。

宇都宮では担当バイヤーのHさんにクルマで支店を案内
していただき大助かり。2日間の視察で北関東の百貨店
だけでなく、他業種も含めた流通事情をしっかり学ぶこと
ができました。ほんとうにありがとうございました。

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2007/11/01

あたりまえのことを

071101_155217_mあたりまえにやるのが良い会社、などと言
われますが、2000年11月1日の朝礼で、
そうした話をした記録が残っています。

社会人としての常識、ビジネスマナー、経
営の原則といった観点から10項目を取り
上げ、各々が5年くらい前(1995年頃)と
比べて良くなったかをチェックしていました。

①朝の出勤時間とあいさつ
②朝礼と社是の唱和
③社内の規律
④掃除
⑤商品の片付け
⑥モノを大切に扱うこと
⑦電話の応対
⑧品質不良と出荷ミス
⑨苦情処理
⑩報告・連絡・相談

前回の評価は「5年前よりも良くなった」となっていましたが、
今回は少し心配でした。というのも、この7年間で当社の業
績がかなりダウンしていたからです。

業績が悪くなると社員の士気が下がり、こうした基本が疎
かになってくることが多いんですね。採点を行なってみると、
全般に「当時と同じか、若干良く」なっていたので一安心。

これも、「良い社風にしよう」というみんなの努力の賜物です
が、2001年に導入したISOの効果も大きいと思われます。

とはいっても、世の中にはもっと優れた会社がたくさんある
わけで、当社もその水準に一歩でも近づき、花丸がつくよう
さらなる改善に努めていきたいと思っています。

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2007/10/26

国内生産で生き残る

繊維の業界紙・繊研新聞に、25日付で「寝装寝具メー
カー、国産で安心を売る」という記事が載っていました。

「今年に入って生産地の問い合わせが急増」しており、
各社とも、国産品の拡販を急速に進めているそうです。
肌に近い商品なので消費者に安心感が望まれている
のでしょう。

Com_pro_0091わたしたちの製品も「安心・安全」の
ニーズは大人以上。お客さまが、
「赤ちゃんの城は日本製ですよね」
と確認される機会が増えています。

こうした状況から、ベビー業界でも国内生産への回帰
の動きが出ていますが、国内の工場はめっきり数が
減ってしまい、対応に困っているとか。

数年前、大手衣料量販店の社長さんが、「消費者に
とって産地など関係ないのでは?日本製のキャンペ
ーンも、お客から見たら、『製造業者を守ってください』
ということだけでしょう」と話されたことがありました。

この見解が当っていたのか、国内の工場は次々と閉
鎖されていったのですが、生地、タオル、縫製といった
繊維の工場は一度廃業したら再開はありえません。

この点は、前回書いた路面電車に似ていますね。近
年、省エネやバリアフリーで見直されるようになった
ものの、廃止された路線の復活は不可能ですから。

当社は、「日本の赤ちゃんには、日本で作ったものを
着てほしい」との願いをこめて、これからも国内生産に
こだわり続けます。幾多の危機を乗り越えて生き残り、
元気に走り続けている広島の路面電車のように。

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2007/10/01

謙虚にして驕らず

070930_222503_mこのことば、京セラ・稲盛和夫名誉
会長の「6つの精進」のひとつです。
わたしの父も自戒の念を込め、「驕
るなかれ」と書いて執務室に掲げて
いた
ことは、以前にも紹介しました。

自分の手柄や功績を誇り、傲慢になると、周囲の人た
ちの応援が得られなくなってしまいます。常に「みんな
のおかげ」という謙虚な心を持ち続けることが大切です。

とりわけ、経営者や職場のリーダーはそうした姿勢に
努めなければなりません。経営者で長く権力の座にあ
ったり、業績を大きく伸ばした人が、自信過剰となって
暴走し、会社を破滅に追い込んだ例がたくさんあります。

中国の古典には「謙のみ福を受く」ということばがあっ
て、謙虚な心の持ち主だけが幸運、幸福を得ることが
できると言われているそうです。

わたしの名前に「謙」が入っているのも、父のそうした
思いが込められているのでしょう。「驕るなかれ」を肝に
銘じながら、謙虚に経営を行っていきたいと思います。

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2007/09/12

京風の記念グッズ

事務所の机の上に、百貨店の包装紙の小包が。
いったい何だろう?

070912_083546_m赤い和紙のラッピングに「かんしゃ」の
封かん紙。開けてみると、縁起物の
宝づくしの絵柄をあしらったかわいい
京扇子と、若者に人気の伊藤若冲
手ぬぐいが入っていました。

JR京都伊勢丹さん、開店10周年の記念品をお送りいた
だいたというわけです。そうか、もう10年になるのか~。
早いもんだ。

5年前、5周年のときには、記念イベントがあってお店に
伺った記憶があります。能率手帳の日付を見ると9月12
日。同業メーカーのW社長さん、K社長さん、N会長さん
に会ったとメモしてありました。

京都伊勢丹さんは開店以来順調に業績を伸ばしておら
れます。今月7日には出産準備売り場も改装されたばか
り。来週京都に行くので、お店を訪問する予定にしてい
ます。

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2007/09/11

百貨店の舞台裏

Gaia_top_logo1今日のTV番組・「ガイアの夜明け」の
テーマは、「百貨店 再編のゆくえ」。
百貨店の社員さんはもちろん、わたし
たち百貨店の取引先関係者にとっても
見逃せない番組でした。(以下敬称略)

百貨店業界では、今、急速な業界再編成が進んでいま
す。大丸、松坂屋の経営統合に続いて、つい最近、伊
勢丹、三越の統合が発表され、世間を驚かせたばかり。

番組では、大丸、松坂屋、高島屋のミドル層にスポット
を当て、経営統合の舞台裏や競合店との差別化対策に
ついて取材がなされていました。

大阪、名古屋、東京など、当社の売り場があるお店
たくさん出てきただけでなく、お店でお会いしたことのあ
る方も出演されていましたね。

これから業界内の競合も激しくなるでしょうが、差別化の
決め手は、商品力、接客サービス力、店舗の魅力の3つ。
わたしたちも、百貨店にふさわしい、お客さまに喜んでい
ただける商品作りに一層励んでいきたいと思っています。

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2007/09/01

ブルーオーシャン戦略

21a96rs3fnl_aa115_1あまり耳慣れないことばですが、アメ
リカの経営理論のひとつ。2年くらい
前に日本にも紹介されたもので、最近
九州の百貨店経営者の間で話題にな
っていると聞いて、朝礼で取り上げる
ことにしました。

この本によると、既存の市場は全て「赤い海(レッドオー
シャン)」。そこでは競争相手を打ち負かす激しい戦いが
繰り広げられています。

いっぽう「青い海(ブルーオーシャン)」は、まだ存在しな
い新しい市場。新市場を見つけ出し、需要を創造すれば
競争とは無縁になるというわけです。

企業は過当競争にうつつを抜かすのではなく、その会社
独自の商品やサービスを創造して、人類社会の発展に
貢献するのが本来あるべき姿なのでしょう。

当社も経営理念に「創造による社会貢献」を掲げていま
すが、企画・デザイン力、自社工場での国内生産、400
軒の産婦人科とのネットワークといった特長を活かして、
新しい市場を創り出すよう努めていかねばなりません。

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2007/08/23

国産へのこだわり

Senken111繊維の業界紙・繊研新聞、今日(2007
/08/23)付のコラム「視点」で、こんな
記事を見つけました。

地方に本社を構える子供服メーカーの話。バブル経済絶頂
の頃、取引銀行が「今日は1億円持ってきました」と訪れた
と言う。

財務諸表の提示も求めない融資の申し出だったが、同社は
本業から逸脱したもうけ話を拒否し、これまで通りメード・イン・
ジャパンの物作りに徹してニッチ市場を深堀りしてきた。

それから十数年が経ち、多くのメーカーがコストダウンを求め
て中国に生産拠点を移した。一方、国内生産にこだわり、価
格破壊と言われたデフレ現象を克服できなかったメーカーも
少なくない。

冒頭のメーカーもデフレには苦しんだが、厳しい時代は「無借
金の体力」が経営を維持する支えとなった。高価格でも独自の
付加価値があれば売れる時代になり、同社社長は「国産にこ
だわったことは正しかった」と述懐する。

激動の十数年。経営判断に悩むことも少なくなかったはずだが、
「日本の子供には日本人が作った物を着て欲しい」との思いを
貫いた。

へぇ~、どこかで聞いたような話だなぁ。いったいどこの
会社なのでしょうか?

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2007/08/20

ベビー雑誌に写真入り記事

当社の社員のなかで、マスコミ露出度ナンバーワンは
キムラ室長。これまでに何十回も登場しています。

070818_141556_m今月号の雑誌・たまごクラブのふろく
「ムダなし育児グッズガイド」にも出て
いましたよ。ぜひ本屋さんで立ち読み
してみてください。

キムラ室長は、当社で初めて繊維製品品質管理士
資格をとり、品質管理や企画開発に活躍しています。
また、お取引先百貨店・専門店のご要望にお応えして
全国各地でベビー寝具や衣料の説明会を行うことも。

当社製品をご使用いただくお母さん方のために、ブロ
も書いているので、こちらもよろしくお願いしますね。
コンテンツはジャンルごとに整理して、HPの「よくある
ご質問
」のコーナーにまとめてもらう予定です。

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2007/08/11

クレームを改善に活かす

先日、お取引先百貨店の部長さんが、I百貨店のクレー
ムへの対応を絶賛しておられました。

クレームがあると真っ先に店長に連絡が行き、誰がどう
対応するか、店長自ら指示されるとか。さらに再発防止
が徹底して行われ、その情報を全社員が共有するしくみ
になっているそうです。

この「トップ自ら指示」というのがすごいですね。当社も
ほぼ同様のシステムを構築していますが、そこまでは
やっていません。

さて、昨日、一昨日はISOの定期審査。今回は、最近
070811_133536_mあったクレームを取り上げ、設計から
購買、製造の流れ、再発防止、予防
措置について審査がなされました。

幸い不適合項目はありませんでした
が、改善のヒントがいくつかあったの
で審査が終わってすぐに打ち合わせ。
担当を決めて改善策を講じました。

クレームは宝の山。トップが率先してクレームにあたり、
品質向上、業務改善につなげるのが大事と思います。

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2007/07/27

貿易始めて20年

そうですか、もう20年にもなるんですね。

先日、ジェトロ(日本貿易振興機構)さんから連絡があり、
当社が入会して20年になるので感謝状をさしあげたい
とのこと。ジェトロの会員は福岡地区に40社くらいあって、
今年は2社が入会20周年を迎えたそうです。

070725_134028_m感謝状は意外でしたが、福岡から所長
さんがお見えになり、応接室で表彰式と
相成りました。記念品にボヘミアガラス
の花びんもいただきましたよ。

貿易といっても、当社は台湾と香港に若干の輸出がある
程度。輸入のほうも、市場には中国製品があふれている
というのに、国内生産100%を維持する当社には全く縁
がありません。

でも、これからはもう少し輸出市場を開拓するほうがいい
かもしれませんね。「ジャパン・クオリティ」をアピールして、
「赤ちゃんの城」を世界に広められるようがんばります。

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2007/07/24

CADを導入

070724_103804_m当社も遅ればせながらCAD(キャド)
を導入することに。大きな機械なので、
クレーンを使って窓から搬入です。

これまで手描きだったパターン(型紙)
をコンピュータで作成し、グレーディング
(サイズ変更)やマーキング(生地の上
に型紙を置く作業)もあわせて行います。

アパレル用CADの主要メーカーは旭化成と東レですが、
当社としては、私が昔お世話になった旭化成さん以外に
は考えられませんでしたね。

ベビー子供服メーカーでは、F社さん、B社さん、N社さん
などの大手が、すでに旭化成さんのCADを使っておられ
るそうですよ。

今日中に設置工事を終え、明日から三日間、企画室の
パタンナー全員が研修を受けることになっています。
しっかり勉強して大いに仕事に役立ててほしいですね。

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2007/07/08

2008年春夏物展示会

070708_153327明日から「久留米リサーチパーク」で、
2008年春夏物展示会が始まります。

今回も朝早くから会場に29人が来て
商品の飾りつけ。販売と企画がメイン
ですが、商品管理のH君とK君、総務のN君たちも毎回
応援に来てくれるのはうれしいですね。

展示会は「提案力」が命。商品企画では生地段階からの
設計を行い、毎回7割の商品を新作と入れ替えます。また、
商品開発では、産婦人科との協力関係などを生かして、
5つのテーマで新商品の提案を行います。

工場でもの作りに励む姿もぜひごらんいただきたいですね。
このところ、中国製品に対する不安が高まっていますが、
ベビー用品は「安心」「安全」が基本。当社は可能な限り
国産の生地を使い、全ての製品を国内で縫製しています。

展示会がお客さまに好評をいただき、成功を収めるよう祈
っています。なお、会期中は多忙につき土曜までブログの
更新はお休みいたします。

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2007/07/05

経営者の見直し

Iso1ISOの要求事項に、マネジメント
レビュー
(MR)というのがあります。
日本語に訳すと「経営者の見直し」
といったところでしょうか?

経営者が定期的に、会社の経営システムと目標の
達成状況をチェックして、改善の手を打つというもの。
当社は、毎年7月と1月に行っています。

最初にチェックシートを使って現状を確認。「お客さま
の満足度は高まったか」「製品の不良率は下がって
いるか」「事業環境に大きな変化はないか」などなど。

これによって会社で起こっていることが整理でき、相
互のつながりが理解できるんですね。経営のしくみが
うまくいっているかを評価して、改善策を考えます。

さらに、文書化し、グラフを作り、プロジェクターを使っ
て幹部社員に説明するというわけ。今朝のMR会議
には20人が出席し、活発な質問や意見が出ました。

MRは、会社全体の課題を共有し、解決策を考えて
もらうのに有効なツールとあらためて感じた次第。
みんなの意見を経営に生かさないといけませんね。

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2007/07/02

長寿企業の生き方

先日NHKスペシャルで「長寿企業大国にっぽん」という
番組が放映されていましたね。日本は、200年を超える
歴史を持つ企業が3000社、100年を超える企業が数
万社ある「長寿企業大国」なんだそうです。

調査マンが長生きの秘訣について調べたところ、長寿
企業には、①本業重視、②環境変化への対応、③定期
的な企業変革といった共通点があることがわかりました。

H_48222409161また、「リビングカンパニー」という本を
みると、西欧における長寿企業の共通
点として、①環境変化への対応、②従
業員の強い結束、③社会との共生、④
倹約と貯金の4つがあげられています。

両者に共通するのは「環境変化への対
応」ですが、いちばん大事なのは「社会
との共生」ではないでしょうか?

人を愛する」という慈悲の心で、「人に尽くす」という利他
の行為を行う企業が社会から生かされるのだと思います。

当社も長期的な視野に立ち、長く続く会社をめざしていま
すので、老舗の生き方はとても参考になります。長きにわ
たって会社を繁栄させるために、長寿企業をお手本とした
経営を行っていきたいと考えています。

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2007/05/22

ロングランの掃除当番

4月の終わりから、毎日せっせと朝の掃除を続けています。
「一週間交代のはずなのに」と社員のみなさんも不思議がって
いるようですが、実は心を入れかえて一年中朝の掃除をする
ことにしたんです。

というのはウソ。掃除当番の日程を決めている「し○め○常務
(本人の希望で伏せ字にしています)」の予定表がそうなって
いるんですね。わたしの苦労が足りないとみて、背中に荷物を
乗せてくれる、やさしい思いやりにとても感謝しています。
と、いうのもウソ

さらに常務が言うには、「ツイてる、と思わなくちゃいけません。
これが炎天下の8月だったら、もっとたいへんでしたよ。」
そうか、何ごともプラス思考で考えないといけないんだ。

そういえば、3週間続けたおかげで、これまで気づかなかった
便所の構造上の問題点がわかり、掃除時間を短縮するヒントが
見つかりました。継続することが問題解決につながったわけで
これはどんな仕事にもあてはまると思います。

ともあれ今日でひとまず任期を終えてホッと一息。次の登板は
8月中旬の予定になっているようです。

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2007/05/18

青い歯を持つ王様

ブルートゥースということばをごぞんじですか?

ウィキペディアによると、「ブルートゥース(Bluetooth)」は、
2.4GHzの周波数帯を用いて、半径10~100m程度の空間で
無線通信を行うしくみのこと。数年前から新聞などで見たことは
あったのですが最近会話のなかで耳にする機会が続きました。

最初に聞いたのは、当社の新システム導入のとき。
ハンディスキャナーで読み取ったデータを、「ブルートゥースで
ホストコンピュータに飛ばす」んだそうです。

2回目は先週末、ディーラーでクルマに試乗したとき。
セールスマンが「ブルートゥース対応の携帯だとハンズフリーで
通話が可能」とか言ってました。

でも、「青い歯(Bluetooth)」とどういう関係が?

再度ウィキペディアをみると、

ノルウェーとデンマークを無血統合したデンマーク王・ハーラル
青歯王に由来する。乱立する無線通信規格を統合したいという
願いを込め、スウェーデン・エリクソン社の技術者が命名した。

なるほど、そういうことだったのか~。
これでしっかり頭に入りましたね。
せっかく覚えたIT用語なので一度使ってみなくては。

ITを売り物にする、物流倉庫会社の社長さんが来られたので、
さっそく、「無線の規格はブルートゥースですか?」と尋ねると、
返事は、「いや、よくわかりません」でした。残念!

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2007/05/11

新システムに期待

今週から新しいシステムが動き始めました。

Jan_off1目玉はハンディスキャナーの導入で、
商品を出荷するときに、バーコードを
ピピッとやると検品が行われ、
売上伝票が出てきます。

とはいっても、こうした仕組みは目新しいものではなく、
食品業界には20年も前からあって店頭の商品管理に
力を発揮してきました。

それに比べると、繊維製品の流通システムは遅れて
いますね。百貨店や量販店においては、メーカーと
小売店を一元管理できる共通コード(JANコード)すら
普及していないありさまです。

これに対して、ユニクロやしまむらといった新進の小売
業は、工場と売り場の在庫を一元管理する仕組みを
作りあげ、日々進化させてきています。

百貨店や量販店の苦戦は、こうした仕組みの不在も
一因。お客さまに上質の商品を、より安く、適時に供給
するために「生産と小売を一貫管理するシステム」
SCM)の開発が急がれます。

業界で初めて、JANコードに完全対応した当社の新
システムも、今のところ効果を十分に発揮できないのは
残念ですが、将来に向けた先行投資が実を結ぶ日が
きっと来ると思っています。

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2007/04/30

会社の歴史とともに

当社の設立とともに入社され、
37年にわたって会社の繁栄を支えてくれた
取締役総務部長のMさんが
今日をもって定年退職されました。

女性取締役のMさんには、
電算機の導入や新規事業への進出など
新しい仕事を始めるたびに、先頭に立って
引っ張っていただき本当に感謝しています。

また、20数年間、わたしの秘書役として
毎日必ず、いくつかの用件をお願いしては
確実に処理をしていただきましたね。

明日行う朝礼講話の印刷を頼むときに、
「あぁ、これが最後のお願いになるんだ」
と思うと、とてもさびしい気持ちになりました。

Mさんが残してくれた財産を生かして
社業をさらに発展させていきますので
これからも見守っていてください。

Mさん、長い間のお勤め本当にお疲れさまでした。
お体に気をつけて元気にお過ごしください。

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2007/04/26

ふしぎな繊維の展示会

糸の太さがストッキングの
5分の1という羽衣のような布、
水滴の転がるようすが
ハスの葉を思わせるレインコート、
表皮が布でできたクルマやテレビなど
ふしぎな繊維が盛りだくさん。

日本の繊維メーカーの技術を駆使した
ハイテク繊維の展示会、
TOKYO FIBER’07」を東京・青山の
スパイラルホールに見に行きました。

テーマは「SENSEWARE」で、
「感性の入れ物」を意味するとか。
著名なデザイナーがハイテク繊維の
機能を生かし、斬新なアイデアを
競い合っているのが売り物です。

会場で、昔勤めていた会社の先輩と
後輩にばったりと出会いました。
なんと20数年ぶりの再会。
糸が結びつけてくれたご縁を喜び、
ひとしきり昔話に花を咲かせました。

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2007/04/14

11年目のスタート

早いもので、社長になって10年になります。
就任してすぐ全国をあいさつ回りしたときは、
「若い社長さんですね」とよく言われました。
「まだ仮免許練習中です」と返すと、
かなりウケたのを覚えています。

456965867901_scthumbzzz_v24884932_aa90_110年たった今も相変わらず
自分が社長に向いてるのか
自問自答していて、
こんなタイトルの本があると
つい手を伸ばしてしまいます。

自分にあてはめ、ダメな点は反省し
いい点を見つけては安心したりして。
精神安定剤みたいなものでしょうか?

今日は、社員株主30数名が出席して
年1回の定時株主総会。
取締役の改選があり、社長に再任されました。
社長業11年目を迎え、新たな課題に
チャレンジしていきたいと思っています。

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2007/04/02

会社のめざすもの

毎年四月初日の朝礼では、
新入社員を迎えて、
「社是」と「経営理念」について
話しています。


経営理念は、
「何のために当社はあるのか」を
説くものです。

当社は、
赤ちゃんのための奉仕と
社会への貢献を通じて、
社員が仕事の楽しさを味わうとともに、
会社が収益をあげることによって、
社員の生活が豊かになるような
会社をめざしています。


社是は、
「わたしたちは何をなすべきか」を
説くものです。

経営理念に掲げるように、
わたしたちが繁栄し幸福になるためには、
利他の心を持って「人を愛すること」、
そして、「創造すること」
「挑戦すること」に努める必要があります。


経営理念と社是の意味を理解し、
日々の仕事において実践することで、
社員一人ひとりが
幸福になれるよう祈っています。

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2007/03/01

人よく金を制す

先日、お取引先百貨店の店長さんとお話しする機会が
ありました。このお店は社員教育に力を入れるだけで
なく、社員に自ら学び資格を取るよう勧めています。

今回売り場の改装にあたり、管理栄養士の資格を持つ
社員をベビー子供売り場に配属したそうです。

「栄養士を食品ではなくベビー子供に持ってくるところに
意義がある。お客さまとの対話の中から、新しいものを
生み出してほしいのです」とおっしゃっていました。

また、当社の派遣社員にも産婦人科で研修を受ける
よう依頼がありました。仕入先社員の教育にも配慮して
いただくのは本当にありがたいお話です。

地元資本の地域一番店である当店に対し、競合店は
全国規模の大手百貨店で、昨日、郊外SC内に支店
オープン。「資本力では大手に対抗できない。当店は
人を大切にして、人の力でお客さまに奉仕していく」とも。

この理念に深く共感するとともに、勝敗の行方は自ずと
明らかという感じがしました。当社も、これまで以上に
教育訓練と自己啓発の奨励に力を入れたいと思います。


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2007/02/16

駅前型SCがトレンドに

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昨年秋、JR川崎駅前にオープンした
ショッピングセンター「ラゾーナ川崎」。
駅の西口を降りると、大都市の駅前とは
思えない広大な空間が広がっていました。


核店舗となるのはビックカメラやロフト。赤ちゃん本舗に加え、
子供服の店が7店もあるのはファミリーの来店を当て込んで
いるのでしょう。確かにベビーカーのお客さんも多いですね。

1階の食品ゾーンは高級感があっておしゃれ。野菜や魚介の
生鮮売り場と本屋(丸善)が向かい合わせというのも新鮮です。
広場を見わたせる「リストランテ ルビー」という店で娘と夕食。

街のど真ん中に、なんでこんな大きな土地(72000㎡)が
あったかというと、もともと東芝の工場だったんですね。
工場の海外移転で、今後もこうしたケースが続出しそう。

駅から0分で、2000台もの駐車場を持つ、郊外SC型の
大都市商業施設。アクセスも良く、集客力がありそうなので
これからこのタイプのSCが増えるのではないでしょうか?

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2007/02/15

ISO審査に思う

昨日、今日とISO9001の定期審査。
不適合もなく、無事審査が終わりました。

最初の社長インタビューはいつもながら緊張させ
られました。続いて、管理責任者のインタビュー。
ISOシステム全般についての確認を行います。

そのあとで、販売、購買、企画(設計開発)、製造
の部門審査。製造現場を回り、品質管理システム
が効果的に運用されているかがチェックされます。

審査を受けるメンバーも工場のスタッフたちも表情は
真剣そのもの。まじめな社風がよく現れていて、
とても頼もしく思いました。

最近、ISO規格を持つ某菓子メーカーで不祥事が
ありましたが、わたしたちには考えられないこと。
当該の審査機関には、今後こうした事態が起こら
ないよう再発防止をお願いしたいものです。

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2007/02/10

展示会好評でした

07年秋冬物展示会が無事終了。社員のみなさん本当に
お疲れさまでした。また、全国各地よりご来場いただいた
お取引先の方々に心から御礼を申し上げます。

おかげさまで商品の評価も良く、とりあえず一安心といった
ところ。これもひとえに企画室スタッフ一同のがんばりの
おかげと感謝しています。

企画室のスタッフは、展示会場でも積極的にお客さまの
意見を伺っていましたね。これからも定期的にお店を訪問
して勉強させていただくといいと思います。

今日は朝から見本などの片付けをすませた後、展示会の
反省会と商品評価会議。朝から議論を重ねて、ようやく
夕方にメドをつけることができました。

生産計画→材料発注→生産指示書作成→見本用型紙の
本生産用修正など、週明け以降も忙しい毎日が続きます。
明日あさって久々の連休は、展示会でがんばったごほうび。
ゆっくりとくつろいで展示会の疲れを癒してください。

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2007/02/04

2007年秋冬物展示会

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明日から「久留米リサーチパーク」で、
2007年秋冬物の展示会が始まります。
写真は会場正面玄関のサインボード。

展示会では、全国各地から来場される百貨店・専門店の
お客さまに、新しいご提案ができるよう心がけています。
商品の企画・デザインでは、毎回7割の商品を新作と入れ
替え、開発では5つのテーマで新商品の提案を行います。

今日は朝早くから、販売と企画のスタッフが会場で商品の
飾りつけ。うちの嫁さんが豚汁をたくさん作ってきたので、
お昼の食事のときに、みんなで一緒に食べました。

4時ごろに準備が終わると、恒例のキムラ室長の説明会。
企画の意図、新しい素材、新商品など、今回のポイントに
ついて会場を巡回しながら説明し、質疑応答を行いました。

今日はみんなゆっくり休息して明日に備えてくださいね。
展示会がお客さまに好評をいただき、成功を収めるよう
祈っています。なお、展示会の会期中は多忙のため、
土曜までブログの更新はお休みします。

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2007/02/01

新年度がスタート

当社は1月決算なので、今日から新年度(第38期)入り。
社員全員を集めて年間方針と品質目標の説明を行ったあと、
販売、企画、製造、購買の各部長から実行計画の発表です。

今期の重点課題である ①ブランドの浸透 ②商品開発の強化
③産婦人科との連携 を念頭において、部門ごとの品質目標
(経常利益、売上、商品ヒット率、品質、納期、在庫など)に
挑戦してもらいます。

ISOの品質マネジメントシステムも、ようやく一人ひとりに定着
してきました。部門ごとの品質目標は、各々が会社の業績に
関わっているので、どうやったら目標が達成でき、会社が良く
なるかを「自分の仕事」として考えていただきたいと思います。

当社の経営理念は、「赤ちゃんのために良い商品を創ることで
社会に貢献し、社員みんなが幸福になること」。
仲良く楽しく仕事に励みながら、社会に新たな価値を生み
出し、わたしたちも幸福になれるよう頑張っていきましょう。

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2007/01/28

結婚式のスピーチ

福岡市内で女子社員の結婚式がありました。
結婚式は昨年の4月以来ですから久しぶり。
いつもどおり、お祝いのスピーチは社長が務めます。

新婦のKさんは当社に13年勤務され、エプロンや
アフガンなどの縫製を担当してもらいました。
仕事ぶりはまじめで誠実。責任感が強く、どんな
仕事も一生懸命にやり遂げます。

とくに印象深いのはKさんの精勤ぶりで、過去
10年間に皆勤賞の表彰が4回。それ以外の年も
欠勤や遅刻がほとんどありません。

朝の出社時間も早く、30分前には会社に来て、
仕事の準備をしていましたね。こうした仕事ぶりを
みても、家庭に入ったら、よく気がつく、働き者の
いい奥さんになると思います。

福岡市内に住むので退職することになったけど、
身につけた縫いの技術で、赤ちゃんにかわいい
ベビー服を作ってあげてくださいね。
今日は結婚おめでとう!いつまでもお幸せに。

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2007/01/11

命を救う弁護士

NHK木曜夜のTV番組、「プロフェッショナル」に
企業再生専門の弁護士さんが出ていました。

なまえは、村松謙一さん。ファーストネームがわたしと
同じで、年齢も52歳でいっしょです。

村松さんは、「会社を救うことは、人の命を救うこと」
という信念を持って、これまでに100社以上の
会社の再建を手がけてきました。

25歳で司法試験に合格、法律事務所で企業の再建に
活躍して自信満々だった村松さんに転機が訪れます。

再建の手助けをしていた子供服店の社長さんが自殺。
残された遺書には、債権者へのお詫びと村松さんへの
感謝の言葉が残されていました。

さらに、一年後、最愛の長女が病気で亡くなります。
15歳でした。(見ていて涙が出てきた)

二人の命を守れなかった無念さと、命の大切さを痛感し、
村松さんは企業の再生と人生の救済に生涯を捧げる
ことを決意します。

「困りきって頼ってきた方々を見捨てない。護りきるのが、
 わたしたちの使命です」という村松さん。

使命感と利他の精神を持って企業再生に邁進する姿に
感動し、共感を覚えるとともに、わたしも、この会社を守り、
社員が安心して働けるよう頑張りたいと思っています。

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2006/12/09

忘年会、良かったです

およそ70人が参加して、会社の忘年会。
始まる前からちょっと心配でした。

昔からウチの宴会って盛り上がらないんですよね~。
今から20数年前、入社して最初の社内旅行のときは
お通夜みたいな静けさ。
旅館の仲居さんたちが、「この会社、どうなってんの?」
と呆れたのにガックリきたのを覚えてます。

でも、今回はけっこう盛りあがって良かった。
T部長の軽妙な司会に、飛び入りのアドリブ。
老若男女がつぎつぎとステージに上がって、
ジャズの即興演奏みたいでした。
こういうのっていいなぁ~、人材の厚みを感じますよ。

社員のものまねクイズをする人もいて、あろうことか、
わたしのものまねもやっていたようです。

実にケシカラン!

会議や朝礼中に、社長の話を聞かずに
しぐさを観察しているんですから。

おまけにぜんぜん似てない。
あれじゃ、まるで「おたく」じゃないですか。
人事考課表を書き換えておこう、「人物観察力=C」と。

でも、今夜はみんなよく笑い、楽しそうでしたね。
ONでも、OFFでも、会社に笑いがあふれるのがいちばん。
あらためてそう感じさせられた一夜でした。

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2006/12/07

新ライター、デビュー

先日、同業B社のO社長さんと同じ電車に乗り合わせました。
景気や商況などをお話ししていたところ、とつぜん、
「ところで、ブログ書いてはりますなぁ」という話題に。

「え! ご覧になったんですか?」
「はい。まめに更新しておられますな~。感心しますわ」
とおっしゃるので、

「あれがですね~、社内でものすごく評判悪いんですよ」
とお答えすると、
「そうでっか??」と意外な顔をされ、続けて、

「ウチでもね、『ブログやろか!』いうことになって、
わたしは書けへんので、子会社の社長が書いてますわ。
社員にも順番に書かせてますけど、腰が重いですな~」

「ですよね。当社もそうなんですよ。企画室長にずっと
 お願い してるんですけど、なかなか書いてくれません」


てな会話がありましてね、と翌朝。
会社で、キムラ企画室長にそのことを伝えると、
「わっはっはっは~」と笑ってやり過ごされました。

あれから1ヶ月余、最初の依頼から1年の歳月を経て、
ついに登場です、「キムラ室長のブログ」。
当面はブログ「赤ちゃんの城NOW」内での展開となります。

さっそく、待ちに待った第一回目を見てみると。


ありゃりゃ。


何ですかこれ?


どうも第一回目はごあいさつだけのようですね。


次回からは、週一回、「企画室長のお役立ち情報」という
タイトルで、出産準備用品に関するお役立ち情報、製品の
取扱い方法などを「本格的に」発信する模様です。
みなさん、ときどき覗いてみてくださいね。

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2006/10/11

地域密着の改装が成功

R君と一緒に、宇部のお取引先百貨店へ。

このお店は、9月15日に改装オープンしたばかり。食品売り場の強化をはかり、地下だけだった売り場を1階にも広げて2フロア体制に。一般食料品のほか、全国有名ブランド食品や地元産食品の品ぞろえも充実させています。

社長さんと店長さんのお話によると、リニューアルの成果は上々。改装後は来店されるお客さまの数が飛躍的に増え、売上が3割も伸びているそうです。

でも、久留米から宇部新川までは予想以上に遠かったですね。新幹線で新山口まで行き、宇部線経由で2時間45分もかかりました。帰りはコースを変えて、小野田線で小野田まで行き、山陽本線、新幹線利用で、やはり2時間40分。宇部線で宇部まで行って、山陽本線に乗り換えても同じ結果になります。鉄ちゃん(鉄道ファンの俗称)にとっては、楽しいローカル線の旅でしたけど。

店長さんも、「ここは陸の孤島なんですよ」とおっしゃっていましたね。でも、そのおかげで大都市への消費の流出も少なくてすみ、地域のニーズにあわせた上質の品揃えをすることで、まだまだお店を活性化できるとのこと。

今回の改装の成功をバネに、これからお店全体の商品計画を見直していくそうです。親子3世代のお客さまが増えてきていることから、ベビー・こども売り場もさらに強化していただけるよう期待しています。

(2006.12.15追記)今日の日経MJに、宇部井筒屋さんのその後の販売概況が報じられていました。9月の30%増に続いて、10月も18%増、11月は16%増と、二ケタの高い伸びを維持しているとのこと。けん引車は食品ですが、効果は他の売り場にも及んでいるようで、当社の売上も好調に推移しています。

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2006/10/03

業界のランキング

今日の繊研新聞に、恒例の「子供服メーカー売上ランキング」が掲載されました。

それによると、全体の売上は3159億円。前年比2.6%の減少で、「百貨店向けの苦戦目立つ」という見出しが出ています。

売上トップは、ファイブ・フォックスさんの303億円。当社は44位ですから、かなり下のほうになりますね。メーカーの入れ替わりはありますが、この位置は20年くらい前からほとんど変わっていません。

それでもベビー(2歳まで)だけに絞ると一気にベスト10入り。百貨店向けベビーに絞り込むと7位にまでランクアップします。

市場というのはいろんな分け方ができるので、自社の強みを生かせるような「切り分け方」をして、そのなかで「お客さまに最も必要とされる企業」をめざしていきたいと思っています。

今日は小倉のお取引先百貨店で年1回の会合があり、上位企業のメンバーが勢ぞろいして歓談しました。少子化の逆風下にはありますが、それぞれの企業が個性を生かし、お客さまとお取引先のお役に立つことによって、子供服業界全体の発展に寄与できるといいですね。

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2006/09/14

出荷作業の楽しみ

今月は商品がよく売れる月なので、出荷場に行って商品の値札つけや荷造りに励んでいます。

出荷の作業をやっていると、いろんなことが見えてくるんですよ。各店の売れ行き、売れ筋商品、季節商品の上がり具合、品切れ状況等々。今回はさらに「宿題」をかかえているので、作業への興味もひとしおです。

宿題というのは、システム設計の仕様確認のこと。来春のシステム入れ替えに備えて、週1回のペースで会議を行っていますが、そこで決めた仕組みがうまくいきそうかを実際に作業しながら確認するというわけです。

新システムではハンディスキャナーを導入する予定なので、現実に起こりうるケースを想定しながら作業を進め、担当者にも意見を求めています。作業中に浮かんだアイデアや問題点は会議で再度提案を行います。

システム設計には現場の経験が必要不可欠というのが持論。青島刑事のセリフにもあるように、会議室の中だけで作ると、ろくでもないシステムができてしまい、仕事の能率が著しくダウンしてしまいます。仕事の流れとプロセスのつながりを細かく知るうえでも、実地の体験は欠かせません。

こうした確認を行いながら、今月中にシステムの大まかな仕様を決める予定です。人は得てして変化を嫌うので、システムの新規導入や変更は、うまくいって当たり前、失敗するとブーイングの嵐になることも。それでも、いいシステムができたときの嬉しさは格別で、それを楽しみに入社以来20年間この仕事に関わり続けています。

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2006/09/04

郊外の異業種バトル

近所にまた新しいドラッグストア・K社がオープンしました。歩いて5~10分の圏内に、すでに2軒のお店があるというのに。

社内でも評判になっていたので、さっそくお店に行ってみると、なるほど、これはすごい。競合店よりもずっと広く、生鮮以外の食料品や日用品も充実していますね。ドラッグストアと食品スーパー、ホームセンターの複合店といった感じでしょうか。

日経MJ(5月19日付)の記事によると、発祥の地は宮崎で、本社は福岡。またたくまに急成長を遂げ、前期は1050億円の売上で38億の経常利益をあげています。食品の比率が40%と、ドラッグストアとしては異例の高さになっていて、そのおかげで顧客の来店頻度が週に2、3回と他店の10倍になっているそうです。

買い物の利便性に加えて、価格もかなり安そう。わが家の日用品はいつもわたしが買い、主要なアイテムの値段は頭に入っているので、他店より安いのがよくわかります。食品は乳製品や冷凍食品などが豊富にそろっていて、お酒も取り扱っていますね。生鮮がないのは、投資額が大きく、管理運営が難しいためなのでしょう。

K社の社長の言によると、「小売業は後攻めが有利」。どんなに店が繁盛していても、強い店が出てくると負け組に転落してしまうそうです。今回のあおりを受けたのが近くのホームセンターで、今月半ばに閉店。車で5分の場所にあった食品スーパーも先月で閉店してしまいました。どちらも歴史が古く、よく利用したお店だったのですが。

K社の真向かいには地元の食品スーパー、すぐそばには昨年オープンした大型のホームセンターもあり、激しいバトルになりそう。消費が伸び悩む中、新店の開設ラッシュが続き、業態の垣根を越えた戦争が繰り広げられる結果、街の中心部の空洞化はさらに加速し、余波は郊外にまで及んでいます。

優勝劣敗の競争原理とはいえ、まだ使える店舗や施設がつぎつぎと廃墟になっていく姿は健全な経済発展の姿とは思えません。これは決して他人事ではなく、わたしたちの業界でも小売段階で似たような現象が起こっています。これから少しずつ金利が上がることで投資コストが増加し、資源を浪費する無益な競争にブレーキがかかればよいのですが。

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2006/09/01

顧客の創造

毎月1日は朝礼で「講話」をします。今回のテーマは「顧客の創造」。経営学の神様・ドラッカーは、企業の目的は顧客の創造であり、そのためにはマーケティングとイノベーションに力を入れなければならないと言っています。

一般にマーケティングは販売促進、イノベーションは技術革新と理解されていますが、ここではちょっと意味が違うんですね。マーケティングは、「こんな商品があれば」というお客さまの「要望(ニーズ)」にこたえて商品を作ること。イノベーションは「開発のネタ(シーズ)」から商品を創り出し、「こんな商品がありますよ」と新しい満足をお客さまに提案することです。

当社の社是は「創造すること」となっていて、「商品企画・デザイン」と「商品開発」の2つの柱がありますが、どちらの仕事もイノベーションをより重視すべきと思っています。とくに企画・デザインについては、お客さまの要望にこたえて作ることはまれで、デザイナーの発想から新しい企画が生まれることが多いですね。

イノベーションのネタのひとつに、紡績などの素材メーカーや生地の産地からの情報があげられます。当社はこれまでにたくさんの新素材を紹介してきましたが、これには糸、織物、編物、デザイン、パターン(型紙)、裁断・縫製、品質管理(ISO)といった製品全般に関する知識の蓄積が生かされています。

全国に300軒ある産婦人科のお取引先の意見やアイデアも貴重な情報源。今後も開発ソースとして期待しています。こうした開発のシーズにお客さまのニーズを加えながら自社工場で試作を重ね、商品化に結びつけているのです。

わたしたちはこれからも、赤ちゃんの生活を豊かにする商品の企画・開発を通じて顧客の創造に努め、社会の繁栄と幸福に貢献していきたいと考えています。

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2006/08/28

電話の応対

電話のコール音(呼び出し音)2回以内でとる。当社の社内規則で、ISOの品質目標にもなっています。これがなかなか守られないのが悩み。わたしの見た感じでは、2回以内が6割、3回が3割、4回以上が1割といったところでしょうか。「社長がいると電話をとるのが早くなる」という声もあるので、実態はもう少し悪いかもしれません。5回以上のときに「お待たせしました」の一言がなかなか出ないのも見ていて歯がゆいですね。

先日ちょっとした用件があって市内の友人5人に立て続けに電話したところ、すべて2回以内で出ました。社員教育の徹底に感心するとともに、「当社はまだまだだな」と痛感した次第。電話は会社の窓口であり、顧客満足(CS)の基本なので決しておろそかにしてはならないと思っています。

不思議なことに年2回の展示会の際に行う「顧客満足度アンケート」では、電話の応対は「満足」「やや満足」が9割と予想以上に高い評価が得られています。また、お取引先を訪問したときにも電話についておほめの言葉をいただくことがありますが、個人的な評価としては「今ひとつ」といったところでしょうか。

ところで、先日読んだ本に「お客さまのニーズに基づいた社内体制を作っているか」をチェックするリストがありました。その10項目のうち6項目が電話応対に関するものなので紹介します。

Q1 社内の会議中にお客さまからの電話に出ていますか?
Q2 お昼休みにお客さまからの電話に出ていますか?
Q3 電話が話し中にならないようにしていますか?
Q4 お客さまに印象のよい電話応対ができていますか?
Q5 社長・営業担当者の行動予定を内勤者に伝えていますか?
Q6 FAX1台はいつもお客さまのためにあいていますか?

となっていますが、これは意外でしたね。当社はすべての項目がYESで、どれもあたりまえのことと思っていました。上記の本には「会議中は電話に出ない会社」が全体の7~8割と書かれていてちょっと驚いています。そういえば、昔勤めていた会社も「会議中です」というのがやたらと多かったな。

まあ、この点は良しとして、当社の永遠の?課題はコール音2回。伝票書きやパソコンへの入力、打ち合わせなど、目の前の仕事を中断してでも電話を最優先してほしいものです。読者のみなさんも、当社に電話をされてコール音が3回以上だったら、それとなく担当者に注意をしていただくようお願いしますね。

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2006/08/09

夏の節電対策

久留米では毎日36度を超す猛烈な暑さが続いています。気温が高いと会社のエアコンもフル稼働、電気代の請求が心配になってきます。みなさんは、電気料金のしくみをごぞんじですか?

電気料金は、契約電力の固定部分と、使用電力の変動部分に分かれていて、家庭の場合、契約量を超えて電気を使うと、ブレーカーが落ちるようになっていますね。契約電力を大きくしておくと、使える電気の量は増える反面、月々の電気代の負担が大きくなってしまいます。

事業所の場合は、最近1年間の「実績最大使用電力」をもとに契約電力(固定料金部分)が決められます。ピークに使った電力に比例して基本料金が上がるわけで、夏のピーク時に、気がつかないまま電気を使いすぎると、向こう1年間高い基本料金を払わされることになってしまうんです。

でも、これは理にかなった課金のやり方なんですね。電力会社にとって、ピーク時に対応するための設備投資は大きな負担。できるだけピークの山を小さくするため、ピーク時に電気を使いすぎるユーザーには、高い料金というペナルティをかけるようにして電気の節約を促しているのでしょう。

当社でも、夏のピークの電力量を抑えるために全社をあげて運動を行っています。かつては1時間おきに使用電力量のチェックをしていましたが、数年前に、一定の使用量を超えると警報が鳴るしくみを導入しました。警報が鳴ると、総務部から、エアコンの設定温度を1度上げて、使用量を抑えるよう社内放送が行われます。

この2週間は、朝の10時から午後3時ごろまで警報が鳴りっぱなし。その都度エアコンの温度を調整するのもけっこうたいへんです。でも、この活動によって年間の電気代が10~15%違ってくるため、みんな納得して一致協力してくれています。当分の間、酷暑は収まりそうになく、節電対策に気が抜けない日々が続きそうです。

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2006/07/27

ISOの更新審査

やれやれ、ようやく無事に終わりました、ISO9001の更新審査。2001年の取得以来、5年ぶりの更新審査は3日間に及ぶ大掛かりなもので、展示会に続く一大イベントでした。ISO推進委員のみなさん、お疲れさま。

とくにたいへんだったのが、管理責任者のキムラ室長だと思います。システム全体の運営に責任を負うだけでなく、「方針の具体化のために、社長さんと何を約束しましたか?」といった具合に、わたしの発言一つ一つにフォローを求められるのですから本当に気の毒。できることなら代わってあげたいと何度思ったことでしょうか。

わたしも冒頭の社長インタビューに始まり、3日間ずっと審査に立ち会いました。やはり品質や業績に悪影響を及ぼしそうな問題点が出てくると冷や汗が出てきますね。審査員さんとの対話の中から経営のヒントがいくつも得られたので、品質目標を変更するなど、現行の「継続的改善システム」を手直ししていきたいと思っています。

審査の結果、幸い、「改善指摘事項・カテゴリーB」が1件指摘されただけにとどまりました。もし、カテゴリーAが出ると審査は中断、後日再審査ということになるのですが、こちらはゼロ。今回の指摘事項について、是正処置を審査機関に提出すれば登録更新の推薦がなされるというわけで、とりあえずひと安心といったところです。

このほかに、「改善の機会」といって、システムの改善をしたほうがいい点について多数の指摘がありました。いずれも品質のさらなる向上やプロセス目標の達成、業績の改善のために役立つ指摘なので、今週中に反省会を開いて、ひとつひとつ仕組みの見直しを行っていく予定です。

さて、今日はみんな早く家に帰ってほっと一息ついていることでしょう。キムラ室長は、半年ごとの定期審査が終わるたびに熱を出してたけど、今回の長丁場は大丈夫だったかな? 8月には、人一倍大好きな「筑後川花火大会」もあることだし、ビールと花火とリゲインで審査の疲れをゆっくりと癒してほしいと願っています。

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2006/07/15

終わりは新たな始まり

今週の月曜から開催していた「07年春夏物展示会」が無事終了しました。社員のみなさん本当にお疲れさま。また、ご多忙のところ全国各地よりご来場いただいたお取引先の方々に心から御礼を申し上げます。

今日は朝から社内の片付けをやったあとで、展示会の集約会議を行いました。商品目録を見ながら、一品一品お客さまの評価をヒアリングして、生産の予定数量を決めていきます。お店への納品が始まるのは11月半ばですが、早急に生地や副資材(レースや刺しゅうなど)の必要量を計算して発注しないと納期に間に合いません。

原材料の発注とあわせて生産の割り振りも行います。最近ではベビー服でも低価格のものはほとんどが中国製になっていますが、百貨店売り場での海外製品の比率は2~3割程度。なかでも当社は全ての製品を国内で生産しており、決定した数量を自社工場と国内各地の協力工場に振り分けていきます。

お取引先によって展示会でチェックされた商品が違い、デザインにも地域差があるので、全体の調整はかなりたいへんな作業。朝から議論を重ねて、ようやく夕方にはメドをつけることができ、とりあえず一安心しました。週明けには企画室で生産指示書の作成がスタートし、できたものから生地の発注にとりかかることになります。

企画室では同時にパターン(型紙)の修正を進めていきます。サンプルを縫ってくれた縫製担当者の意見書を参考にしながら、見本パターンに本生産用の手直しを加えていくというもの。いっぽうで、展示会が終わったばかりというのに、次回(07年秋冬物)の企画方針会議も早々に開かれるという慌しさです。

明日とあさっては久しぶりの連休。展示会の疲れをゆっくりと癒してもらって、来週から始まる「07年春夏物の生産」と「07年秋冬物の企画」のサイクルに新たな気持ちで取り組んでほしいと思っています。

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2006/07/07

もうすぐ展示会

いよいよ展示会が間近に迫ってきました。今回は、2007年春夏物の展示会。来週の月曜から金曜まで、「久留米リサーチパーク」で開催します。

会場では700㎡のスペースに設営工事が進行中。会場設計の担当者が、今朝から3日間つきっきりで陣頭指揮を行っています。企画室からは、出来上がった商品のサンプルが次々と会場に運び込まれ、総務部は、商品目録の最終校正と印刷・製本、商品につけるPOPやプライスカードの準備で大忙しです。

展示会では、全国各地から来場される百貨店・専門店のお客さまに、常に新しいご提案ができるよう心がけています。商品の企画・デザインでは、毎回7割の商品を新作と入れ替え、開発面では、5つのテーマで新商品の発表を行います。

今朝の朝礼で、企画室長から、今回のテーマカラー、新しい素材、新設計の衣料、ギフト関連の雑貨など、展示会の注目商品について説明がありました。会場には社員全員が見学に来ますので、とくに念入りに見てほしいところ。縫製の皆さんには、いつもどおり縫いの問題点のチェックもお願いしますね。新商品や新しい企画・デザインがお客さま方に好評をいただき、展示会が成功を収めるよう祈っています。

展示会の会期中は多忙のため、来週の土曜までブログの更新はお休みします。また、ココログのメンテナンスが、7月11日(火)14:00~7月13日(木)14:00の約48時間行われる予定で、この間はコメントやトラックバックができなくなりますのでご注意ください。(ブログはご覧いただけます)


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2006/07/06

新しいホームページ

赤ちゃんの城の公式ホームページをリニューアルしました。担当のKさん、ご苦労さま。Webサイト制作会社のHさん、ありがとうございます。

当社のHP開設は1996年、わずか4~5ページでのスタートでした。それでも業界ではかなり早かったので、けっこう注目を集めたんですよ。当時、百貨店の会合で、神戸のK社長さんと顔をあわせると、「ホームページ見たで。すごいな!物販やるんか?」と聞かれました。

その直後に、大阪のW社長さんに会うと、「ホームページ開いたんやて?物販やってんのか?」と同じような質問が来て思わず苦笑。経営者の関心って同じところにあるんだなと思いましたね。その後、各社はお金をかけて次々と立派なHPをオープンさせ、今では物販を行う会社も珍しくなくなりました。当社はまだやってませんけど。

小さな会社にとって、HPのひんぱんな更新はかなりの負担。それでも定期的に更新していないと、アクセスが少なくなってしまいます。当社のHPはデザインが古くなったうえ、ここ数年動きがほぼ止まっていて、社員やお取引先から不満や改善の要望が相次いでいました。

今回のリニューアルでは、福岡市の広告代理店にデザインをお願いし、かわいいサイトを作っていただきました。また、「赤ちゃんの城NEWS」「商品のご紹介」「よくあるご質問」などを使って、社内から定期的に情報をアップできるよう設計しています。「赤ちゃんの城NOW♪」などのブログとあわせてコンテンツを充実していきたいですね。

新しくなったHPをみなさんもぜひ一度ごらんください。
ここをクリック。

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2006/07/01

ISO9001と経営品質

今月の下旬にISO9001の更新審査があります。当社は2001年8月に、ベビー服業界で初めての認証取得を行いましたが、最初の更新審査を控え、ISOについて少しおさらいをしてみました。

ISOの目的は、「お客さまの要求にこたえることによって、会社の業績を高めること」。もともとの目的は、「製品の品質保証」だったのですが、2000年に規格が改定されて、「製品の品質だけでなく、『経営の品質=会社の業績』も良くしていこう」という考え方に改められました。

同時に、「マネジメントシステム」といって、しくみのなかに、計画(PLAN)→実行(DO)→チェック(CHECK)→是正(ACTION)の目標管理が取り入れられています。当社でも、「お客さまの満足実現」と「会社の業績向上」をめざすべく、「品質目標」を立てて「継続的な改善」を行ってきました。

「プロセス思考」というのも新たに採用されています。プロセスというのは、人、もの、金などの経営資源を使って、インプットをアウトプットに変換する活動。「縫製」プロセスを例にとると、縫製技術者が、ミシンを使って、「裁断」から受け取った生地を、ベビー服に縫い上げます。縫い上げた服は次の「仕上げ」プロセスに渡されます。

このように、会社というのは「プロセスの連続体」なので、プロセスごとに、何を、誰が、どのような手順で行うか、使うもの、前後との関係などをまとめておけば、会社全体をきちんと管理できるというわけ。当社の製品がお店に並ぶまでの過程は、設計開発(企画)→購買(材料仕入)→製造→顧客関連(販売)となっているので、この一連のプロセスを細かく管理するしくみを作りあげています。

こうしてみると、ISOの導入のおかげで、製品の品質管理が徹底しただけでなく、経営品質向上のためのしくみも構築されたことがわかります。5年間活用してきたISO9001のシステムに改良を続け、これからも赤ちゃんとお母さんに喜んでいただける商品づくりに励んでいきたいと思っています。 


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2006/06/23

塵を払わん、垢を除かん

今週は掃除当番。梅雨の掃除はうっとうしいですね。蒸し暑く、じめじめしていて、ちょっと動いただけで汗びっしょりになってしまいます。

「掃除」というと、まず頭に浮かぶのはイエローハットの創業者・鍵山秀三郎さん。それともうひとり、有名人がいるんです。仏教の法話で聞いたことありませんか?お釈迦様の弟子のなかに、ものすごく物覚えの悪い人がいた話。名前を、「周利槃特(しゅりはんどく)」といって、自分の名前すら覚えられなかったと言われています。

「塵を払わん、垢を除かん」。お釈迦様はそう言って周利槃特にほうきを与え、掃除を命じました。長い間、一心に掃除を続けた努力が実り、彼はついに悟りを開くことに成功します。周利槃特が偉かったのは、お釈迦様のアドバイスを素直に受け入れたこと。これがなかなか難しいんですね。

上司から、「掃除を頑張ってくれ」と言われて、素直に受け入れられる人は少ないもの。周利槃特は、黙って引き受けて一生懸命頑張ったから、歴史に残る人物になったんでしょう。ひとつの物事を究めることが、あらゆる物事を究めることにつながるという好例です。

社内でも同じようなケースがみられます。掃除のような基本的なことを勧めても、「ハイ」というだけでなかなか実行しようとしない人が多いですね。せっかくの成長のチャンスをつぶしています。いっぽうで素直な人は、少しずつ技能を身につけながら、いろんな部署の事情に精通していって、一つの分野の達人と言われるようになります。

その分野に関連する資格を取るなど、知識を増やす努力も怠りません。性格が積極的になり、自ら問題点を見つけ出しては、朝礼のスピーチなどで改善をアピールします。それによってさらに仕事の領域が広がっていくという好循環。素直に他人の助言を受け止め、辛抱強い努力を続けることで、思いがけず道が開け、職業人生が好転していくことを、この仏教説話は教えてくれていると思います。

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2006/06/14

ロハスのつまずき

そう言われてみると、最近あまり見かけなくなりましたね。「ロハス」ということば。今朝の朝日新聞に、「ロハス、遅すぎた自由化」「商標登録裏目に、企業敬遠」という見出しの記事が出ていました。

昨夏、初めてこのことばにふれて以来、斬新かつ奥深い思想にひかれて、ブログでも何回か取り上げたことがあります。店頭で数多くのロハス・フェアが開かれ、新しいライフスタイルとして社会に定着しようとしていました。

そうした動きに冷水をかけたのが、商標権問題。なんと、ロハスという名前が某総合商社などによって、あらゆる分野で商標登録されていたんですね。家電メーカーのシャープが、広告コピーの中でロハスということばを使ったところ、商標権侵害ということで警告を受ける破目に。

これによって企業各社はすっかり恐れをなし、ロハスということばが急速に店頭やマスコミから消えていったようですね。当社でもロハスをテーマに商品企画を進めていましたが、急きょトーンダウン。わたしも昨冬を最後にブログに書くのをやめました。企業同士の紛争なんていうのは、ロハスの理念に最もそぐわないんじゃないでしょうか?

なんでも独り占めしてしまうと、結局自分の分け前も少なくなってしまうんですね。商標権でガードしなくても、ロハスを日本に広めた企業家として永く名を残すことができたのに。

これと好対照なのが、明太子の「ふくや」。ふくやの創業者で、業界規模を大きくしたいと考えた川原俊夫氏は、製法を惜しむことなく広めました。その結果、明太子は博多の名産として大きな発展を遂げています。

初耳でしたけど、朝日新聞によると、商標権の保有会社は、この5月に、他社がロハスの名前を使っても抗議しないと決めたそうです。でも、なんとなくシラけてしまった感じ。せっかくブームになりつつあったのに、ものすごく短命に終わりそうな予感がします。

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2006/06/01

積善の会社に余慶あり

当社に入社して二十数年、この間にたくさんの同業者の繁栄と没落を見てきました。なかには「あんなに立派だった会社が・・」といったケースもあり、「盛者必衰の理」を痛感します。

会社の没落の原因を一言で言うと、「社会での存在意義を失った」ため。言い換えると、「その会社の商品を必要とするお客さまがいなくなった」ためです。商品やサービスの創造を通じて社会に価値を提供するのが会社の本分であり、お客さまに喜ばれ、社会に必要とされる商品を供給し続けていれば会社がすたれることはないはずです。

ただし、気をつけなくてはならないのは「自分さえ良ければ」というエゴ。人のことを考えない自分勝手なふるまいは没落の遠因となります。当社も、社員、株主、お客さま(赤ちゃんとお母さん、お取引先)、仕入先、同業者など、事業に関わる全ての人々との共存共栄を考え、奉仕に努めなければなりません。

ところで、人の一生は、その人の「持って生まれた運命」と、「思いや行動によってつくられた業」によって生じる現象の二つから成り、「善い行い」をするよう努めていけば、「因果応報の法則」によって、人生を良い方向に導くことができるといわれています。会社も同じで、「生まれながらの運命」があり、社員が「善い行い」をすることによって、社運を良くすることができると思います。

善い行いというのは「六つの精進」、仏教でいう「六波羅蜜」の実践です。「布施=人に尽くす」「持戒=不平不満を言わず、感謝の生活を送る」「忍辱=思い煩わず、耐え忍ぶ」「精進=一生懸命努力する」「禅定=心を静める」「智慧=宇宙の真理、悟りに到達する」の六つですが、とくに大事なのが「布施」であり、「利他」の心です。

一時的、短期的な隆盛ではなく、百年という長い期間にわたって会社を繁栄させるために、事業に関わる、ご縁の深い方々に対して善い行いを積み重ねていきたいと考えています。

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2006/05/16

熊本県の未来戦略

熊本のお取引先、鶴屋百貨店さんの会合で、潮谷義子知事の講演がありました。たまたまいちばん前の席に座っていましたが、日本で二人目の女性知事というだけあって小さな体からオーラが出ている感じがしましたね。凛とした姿勢で、原稿に目を落とすこともない堂々としたスピーチでした。

2011年に九州新幹線が全線開通の予定となっていて、福岡と鹿児島の中間に位置する熊本は通過点となるだけでなく、福岡への経済活動の吸収(ストロー現象)が危惧されています。しかし、今回の講演ではそういった話はなく、逆にこのプロジェクトをチャンスとして捉えようという視点がうかがえました。

そのためには熊本の持つ特長をアピールするのが得策であり、知事は、水、森、火といった自然の要素を強調されていました。熊本の水は全国でも有名で、県内の水道は9割以上が地下水でまかなわれているそうです。また、森は県の総面積の63%を占め、火は阿蘇山の存在もあって「火の国」の異名をとるほどになっています。

こうした天然の資源を生かしつつ、ユニバーサルデザインや福祉に力を入れ、住みよい郷土づくりをめざしていく。そうすることで定住と観光の両面で人や企業が集まり、経済も発展していくという構想で、新幹線はそのための重要な手段となります。自らの「強み」を生かして県を繁栄に導くというのは企業の戦略的な発想に通じますね。

さらには、熊本のアイデンティティを明確にし、郷土愛をはぐくみ、高齢者・障害者・女性に優しい社会を築く、熊本を精神文化と経済活動が表裏一体となった形で発展させていくといった知事のお考えがよく理解できました。

「人は隣人に対して何ができるかを考えるべき」ということばに宗教的な背景を感じて経歴を拝見しましたが、キリスト教を信仰し、社会福祉分野で活躍された実績をお持ちのようですね。HPで子育てに関する意見も公開されていて、機会があれば少子化や子育てに関する講演もぜひ聞いてみたいと思っています。

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2006/05/15

神棚のミステリー

20数年前から父にうるさく言われていることがひとつ。「神棚の榊(さかき)を枯らすな」というものです。定期的に水を換え、ときに近くのスーパーまで自転車で買いに走っていました。今では総務部のN君が毎日水を換えてくれ、経営管理部のO部長が毎月欠かさず1日と15日に農園に行って、切って持ってきてくれます。

当社の神棚は事務所の中にあるのですが、数年前の冬のある日に、なぜか机の上に下ろされていました。N君に訳を聞くと、屋根の両端の凹みに差し込んである「V型」のパーツのひとつが、すぴょ~ん、と飛び出して、しゅるしゅるしゅる~と空中でらせん状に回転しながら床に落ちてきたそうです。

目撃者はN君のみ。血液型が某型で、伝票の勘定科目印が逆さまに押してあったり、自分の名前を書くのに「木」へんだけで右側の「寸」を書き忘れたり、いささかそそっかしいところがあるので、「パソコン見ながら居眠りして、夢でも見たんじゃない?」と問いただすと、「ホントですよ。確かに見たんですから」と強く言い張ります。

どうも本当らしいので、これは吉兆なのか凶兆なのか、しばらく悩みましたね。その後とくに変わったことはなく、結局、乾燥した空気による木の膨張が原因では?ということになりましたが、今でもよくわかりません。できればこの目で、その瞬間の再現を見てみたいと思っています。

写真は、わが家にある榊です:

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2006/05/12

アルプスの牧場

長年の疑問がようやく解けました。曲のタイトルがわからなくて、ずっと気になっていたんです。

タララララン、タラララン~、鹿児島のお取引先・山形屋デパートの放送案内のメロディーには懐かしい響きがあります。はるか昔、国鉄(今のJR)の車内放送で使われていた曲と同じで、何という曲なのか、また、なぜ同じなのか疑問に思っていました。

たまたま先日、山形屋さんの会合があり、懇親会場で地元バンドの演奏による「デパートへ行こう」という曲が披露されました。「なや通り」とか「黄札市」ということばからも、山形屋さんのことを歌っているのは明らかですが、間奏に耳をすましていると、タララララン、タラララン~という、件の旋律が聞こえてきました。

あぁ、あのメロディーは鹿児島の街の人々にもお馴染みなんだな~、とあらためて感心するとともに、ますます興味がわいてきて、帰宅後、HPの「お客様の声」宛てにメールで問い合わせをしました。すると、昨日、ていねいな文書を添付した返事が来て、さらに確認のお電話までいただいたんです。

担当の方のお話によると、このメロディは、山形屋さんが放送設備を設置するときに、放送機材の中に入っていたものをそのまま使い続けて今日に到っているとのこと。曲名は「アルプスの牧場」というもので、いつ頃から使われているかはわからないそうです。さっそくネットで検索してみると、確かにありました! 

ここをクリックするとメロディを聞くことができます(このページの「アルプスの牧場」にもありますよ)

それにしても、山形屋さんの親切な対応に感激しました。先日の会合では、いつも変わらぬ手厚いもてなしを受けましたし、毎年お正月には地元の名産・桜島大根が送られてくるなど、あらゆる面での心配りが感じられます。わたしたち取引先のみならず、従業員、お客さま、地域社会に対する温かい思いやりが社風として定着しているんですね。次回、また鹿児島のお店を訪問して、懐かしく、心癒されるあのメロディーに耳を傾けたいと思っています。

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2006/05/01

採算意識を高める

今日の朝礼では、採算意識について話をしました。

経営の基本は、いかにして売上を大きくし、使う経費を小さくするかということです。売上を大きくするのは主に販売の仕事ですが、経費を小さくすることには全ての社員が関わっていて、誰もが工夫次第で経費を減らすことができます。いわば全員が会社の経営に参加しているわけで、一人一人がどれだけ採算意識を持つかによって、会社の利益と社員個人の収入が大きく違ってきます。

採算意識を持つためには、会社の中の全てのものにコストがかかっていることを知り、その金額に関心を持つ必要があります。当社を例にとれば、縫製工場の生産担当者は、生地のコストはもちろん、レースやボタンなどの副資材、包装に使う袋やシールの価格にまで関心を持って経費の節約に努めるべきです。

わたしたちは余裕ができると、ついつい経費に対する感覚が甘くなってムダな経費を使いがちです。会社も同じで、景気のいいときにお金を散財するケースが多く見受けられますが、長く続いている会社は倹約の思想が社内に定着していて、どんなときもお金の使い方が慎重です。

たまたま前回のブログで取り上げた名古屋の会社はこの好例。トヨタをはじめとして名古屋の会社というのは、絶え間ない改善によってコストの削減に努め、豊富な手持ち資金を蓄積することで安定した企業体質を作りあげています。おそらく、採算意識も全社のすみずみまで浸透しているのでしょう。

全社員が採算意識を持つのが経営の理想ですが、経営理念と同じで、全員に徹底するのはたいへん困難なことと実感しています。でも、それをどこまで徹底できるかで業績が変わってくるのは事実。一人でも多くの社員に採算意識を持ってもらうために、朝礼や会議、勉強会などを通じて根気強く教育を続けていきたいと思っています。

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2006/04/30

名古屋人気質

久しぶりに名古屋に行ってきました。出かける前の晩に娘が、「いいな~、きしめん、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、味噌かつ、名古屋コーチン・・・」など、名物をすらすらと列挙。よく知ってるな~、テレビで見たんでしょうか? パパはグルメツアーじゃなくて出張なんですけど。

これだけ有名なのに全国に広まったものがひとつもないのは不思議。みそラーメン、たこ焼き、讃岐うどん、チャンポンなどと違い、あくまで地域の名産にとどまっていますね。全国に売り込もうという意識が薄いのでしょうか?

いろんな面で名古屋の文化はユニーク。ビジネスにおいては、もの作りを重視し、地味で質素で堅実です。名古屋の駅前にトヨタの47階建てのビルが建築中でしたが、たぶん全て手持ちの現金でまかなっているんでしょう。

名古屋人は「お金を借りるのは恥ずかしいこと」と思っているようですね。バブルに浮かれることもも少なかったと聞いています。新聞や官報などでバランスシートをみていると、名古屋の会社の蓄積の厚さが際立ち、「社員を大切にし、お役所をあてにすることなく、自分の城は自分で守る」という独立独歩の精神が感じられます。

こうした気質は個人も同じで、クルマは全て現金で買い、貯蓄高や持ち家率が高く、税金の滞納率も低いそうです。教育に力を入れ、先祖を敬い宗教心も厚いなど、人間の生き方としてお手本になる点がたくさんあります。

駅で買った「強い名古屋の未来」という本に、今は好景気を謳歌しているものの「将来の日本を先取りするような新たな経済や社会のあり方を提示しているのか?」と疑問が投げかけられていました。少なくとも、わたしは名古屋人の生き方に賛同しますね。会社を末永く存続させるために名古屋型の経営は最適と思いますし、個人の生き方にも共感を覚えます。

食べ物にみられるように、自分流のやり方を強くアピールしないのが名古屋人気質かもしれませんが、名古屋の人や企業の「善き」生き方は自然な形で全国の人々に認められ、少しずつ影響を及ぼしていくような気がしてなりません。

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2006/04/21

JC2007年春夏展

JCといっても、青年会議所(Junior chamber)のことではありません。あいにくわたしは青年会議所とはご縁がなく、タイトルのJCは「ジャパン・クリエーション(Japan Creation)」という国内最大の繊維見本市の略称なんです。

JCは、これまで年1回・12月に行われていましたが、今年から年2回となり、4~5月に春夏展、12月に秋冬展が開催されることになりました。場所は、東京・羽田空港と浜松町の中間にある流通センター。会場の広さはおよそ8000㎡で、138社が出展しています。

ガイドブックを見ると、テキスタイル(生地)のメーカーが圧倒的に多いですね。わたしたちのようなアパレルはここから生地を仕入れます。ごぞんじと思いますが、生地には織物と編物(ニット)の2つがあるんですよ。当社の製品を例にとると、ベビー布団の生地は全て織物、ベビーウェアはほとんどが編物でできています。

日本には、新潟、北陸、浜松、名古屋、滋賀、和歌山、今治など、たくさんの繊維の「産地」があって、それぞれに得意分野が違います。たとえば、浜松は綿織物、名古屋は毛織物、新潟は合繊のニットといった具合。JCはもともと産地のアピールを目的としていたためか、全国各地から有力な産地メーカーが多数参加していますね。

最近は生地から製品にいたるまで中国製品の輸入が増えて、国内のメーカーの経営が厳しくなってきています。そうしたなかで、この見本市に参加する会社は日本製にこだわって、ファッション性や機能性に優れた商品を開発し、なかには欧米の有名ブランドに生地を供給する会社もでてきているそうです。

国内生産100%を維持する当社は、こうした生地メーカーさんによって支えられているんですね。赤ちゃんに最適なベビー服やベビー用品を作るために豊富な知恵をお借りしたいと思っています。3時間かけて会場を回りましたが、おかげで新しい生地や副資材(レース、刺繍など)のメーカーが何社か見つかりました。新しいパートナーになってくれるよう祈っています。


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2006/04/05

リーダーの責任

当社が生地を買っているお取引先から社長交代のあいさつ状が届きました。窓口になっている商品企画室に持っていくと、K室長が、「この社長交代にはいろんな事情があったみたいですよ」と言います。

この会社は生地の卸商社で、数年前に親会社から分社化されていました。近年国内生地の取り扱いが減り続け、事業の採算が悪化したため、生地から撤退して事業転換をはかることになったようです。社員10人にはリストラが通告されました。

実質責任者の部長さんは生地のエキスパートで、当社もこれまでたいへんお世話になってきました。責任をとって退職されるという話はすでに聞いていたのですが。

部長さんが退職の意思を社長さんに伝えたところ、「そうか、君はやめるのか。じゃあ、僕もやめるよ。長い間、みんなで一緒にやってきたんだからな」と言って、自らも退職願を出されたそうです。

仕事納めの日、全員を事務所に集めて、最初で最後の終礼が行われました。部長さんがあいさつをしていると、女子社員のすすり泣く声。思わず涙があふれてきて、言葉に詰まってしまったそうです。幸い、これまでのキャリアが認められて社員全員が新たな職を得ることができたと聞いています。

話を聞いて感動しました。戦記などを読んでいると、船が沈むときに船長が乗組員全員を避難させて、船と運命を共にするシーンが出てきますが、その情景が思い浮かびます。

最近の企業社会をみていると、何か事件があったときに、トップが責任を取ろうとしないケースをよく見かけます。こうして潔く責任を引き受ける経営者が身近におられることが尊く感じられ、また勇気づけられる思いがしました。お取引先の社員のみなさん方が新しい職場で活躍されることを願ってやみません。

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2006/04/02

久しぶりの結婚式

久留米市内で、女子社員Kさんの結婚式。社員の結婚式に出るのは去年の1月以来なので久しぶりです。昔は年に2~3回はあったんですが、最近は少なくなりましたね。採用の手控えに加えて、晩婚化も大きな原因になっているんじゃないかな。

結婚式も時代とともに変化しているんですね。今では仲人のいない結婚式がほとんどで、教会での挙式が増えています。今日の式場にも立派なチャペルがあり、たくさんの人たちが参列していました。

チャペルの階段でKさんが後ろ向きに投げたブーケに友人たちが殺到します。うちの女子社員はというと、遠巻きに様子を見まもるだけ。遠慮深いというか、積極性に欠けるというか、社風がよく表れていますね~。

大勢の人たちの手から放たれた風船が春風に乗って、あっという間に青空に吸い込まれていきました。教会の結婚式は厳粛さのなかにも華やかさがあり、こうしたイベントも若い人たちの人気を集める秘訣なのでしょう。

披露宴にも変化がみられます。最初に仲人に代わって新郎が歓迎のあいさつ。なかなか上手でしたよ。式場の建物が独立していたり、ウェディングケーキの入刀が中庭であったのも新鮮で、ブライダル業界も企画力が大事なんだなと感じました。

Kさんは結婚後も当社に勤めてくれるそうなので、わが家と同様、共働き夫婦。仕事と家庭の両立はたいへんだけど、お互いに相手を気遣って、家事や育児を協力してくださいね。
今日は結婚おめでとう!いつまでも仲良くお幸せに。


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2006/04/01

「経営」の持つ意味

毎年四月一日は新入社員を迎えることもあって、朝礼で「経営理念」について話をします。「小さなことから会社は変わる」という本に「経営」の語源について解説があったので引用させてもらいました。

「経営」のことばは、2500年も昔の儒教の古典、「詩経」や「書経」にみられるそうです。本来の意味は、「なわを張り、土台をすえて建物をつくること」だったものが、その後、「物事の基礎を立てて、事業を営むこと」という意味に転じたようですね。経営の二文字を分解すると、「経」(たて)と「営」(まわす)となり、しっかりとした不変の軸の周りを、日々の応変の活動が回っているといったイメージが浮かんできます。

「経」は、容易に変わらない、動かないタテ軸のこと。「経営理念」や「社是」がこれにあたり、時代が変わっても変わらない原理・原則、人の生きる道理や倫理などが示されます。これに対して「営」は、事業、商品、技術、手順、システムなど、日々の事業活動を行っていくための要素で、時代に合わせて変えていくべきものです。

経営は、「経」と「営」から成るものですが、まず「経」を重視すべき。わたしたちのお取引先百貨店の社是、「先義後利(せんぎこうり)」には、「利益よりも、お客さまや社会への信頼を優先する」という方針が表わされていて素晴らしいと思いますね。

今の日本の社会をみると「経」よりも「営」が優先され、お金儲けのためなら何をやってもいいという考え方が当たり前になっているような感じがします。法令に違反した会社の顛末を見てもわかるように、「経」のない経営は一時的に繁栄しても長くは続かないのは明らかです。

経営は社長などトップだけが行うのではなく、社員全員が参加して営んでいくもの。原理・原則を守って、お客さまのために尽くし、売上と利益をあげる努力を積み重ねる、この日々の活動をきちんとやることが「経営」そのものであり、わたしたちに繁栄と幸福をもたらしてくれると思います。

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2006/03/23

業態の垣根を越えた競争

ホントに競争の激しい時代になりましたね。昨日の日経MJ一面に、「攻める家電量販、守るトイザらス」というタイトルで玩具の安売り競争の話が紹介されていました。

玩具業界で圧倒的な強さを持つ日本トイザらスに、畑違いの分野から思わぬ強敵が現れ、業態の垣根を越えた競争が始まっています。家電量販店は、家族連れの顧客を取り込もうと玩具売り場を増設、大胆な安売りを仕掛けてきているようです。

家電の小売市場規模7.5兆円に対して、玩具は1兆円。しかも、玩具市場の3分の2は家電と深い関係にあるファミコンなどの電子玩具で、一般の玩具市場は3500億円程度にすぎません。安売り競争に陥ったとしても痛みが少ないため、玩具は家電の「ロスリーダー(客寄せのための採算を度外視した目玉商品)」になりやすいというわけです。

とくに驚いたのが、「割引ポイントを使って、玩具を買ってもらう」という商法。わたしも先日ヤマダ電機でパソコンを買ったのですが、びっくりするほどポイントがつくんですね。パソコンのポイントでプリンタが買えたんですが、これが単価の安い玩具ならなおさらでしょう。

小売業には有名な「小売の輪の理論」というのがあります。最初に安売り店が出てきて市場に君臨するが、やがて新しい安売りの業態に取って代わられ、それが輪廻のように何度となく繰り返されるというもの。玩具業界のトップを追い落とそうとしているのが同業者ではなく、ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの異業種であることに怖ろしさを感じます。

玩具は、百貨店などで、売り場がベビー・子ども服売り場に併設されていることもあり、わたしたちにもなじみの深い業界。それだけに対岸の火事とは思えません。この異業種格闘技に、トイザらスは「サービスの向上」と「自社ブランド商品の開発」で応戦するようですが、何が有効な対抗策となるのでしょうか? しばらくは競合から目が離せない状況が続きそうです。

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2006/03/18

掃除は時間のムダ?

一週間の掃除当番が終わりました。今週は季節はずれの雪や雨にたたられ、屋外の掃除が十分にできなかったので、出荷場の掃除に力を入れました。掃除って、念入りにやろうとすればいくらでもできるんですね。隠れた場所からゴミがどんどん出てきて、日ごろの不行き届きを痛感させられました。

最近読んだベストセラーの本に、「中小企業には社員全員で掃除をする会社が多いけど、時間の浪費。人件費の費用対効果を考えて、外注に出すべき」とありました。この意見には反対ですね。掃除の価値は、費用対効果だけでは測れません。

「中小企業には・・」とあるように、確かに、毎日社員自ら掃除する社風は大企業にはそぐわないのかもしれません。でも、大きな会社も工場では社員全員で掃除をするところが多いようで、やはり品質管理を重視するメーカーにとって掃除は大事なのでしょう。ゴミひとつないクリーンな状態は、高い品質を生むための必須条件。そうした職場を自分たちの手で維持していくことに、お金では測れない象徴的な意義があると感じます。

当社も、創業当初は社員全員で掃除をしていたと聞いていますが、20年前、わたしが入社したころには、女子社員だけになっていました。それも全員ではなく、毎週5、6人の掃除当番が交代で掃除をしていましたね。当時わたしは30歳、正直のところ、掃除には全く関心を持っていませんでした。

社員全員の掃除を思いたったのは、8年前に会社を新築したとき。「せっかく社屋が立派になったんだから、いつまでも美しくしておきたい」と考えたのと、「掃除をすると品質が良くなる」という説を耳にしたのがきっかけです。その後も掃除の習慣は続いていて、品質水準も年々上がってきています。掃除はやってみると結構奥が深いし、会社経営に対する効用も大きいことを強調したいですね。

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2006/03/16

業界紙のインタビュー

今朝、業界紙の繊研新聞をチェックしていたら、コラム欄に、わたしの顔写真入りの記事が出ていてビックリ。展示会に取材に来られた時に近況をお話ししたので、記事にしてもらえるかな、とは思ってたんですけど。

写真撮影はなかったのに、と考えていて、ハタと気づきました。そういえば、ISO取得のときに写真を撮られたことがありましたね。ってことは、5年前の写真ですか。それにしては変わってませんね~、老け顔だからかな?

前に勤めていた合繊メーカーの同期のT君から、「見たよ」とメールが届きました。「元気に頑張ってるようでうれしいけど、フレームの大きなメガネはやめたほうがいいんじゃない。いまどき流行らないよ」とのこと。ホントだ、気がつかなかったけど、フレームが大きい! 5年前の写真に間違いありませんね。

記事の内容は、当社が百貨店で、マタニティセミナーを定期的に開催していくというもの。懇意にしていただいている産婦人科さんが全国に多数いらっしゃるので、百貨店を会場として、妊婦さんの要望に沿った指導を行っていきたいと考えています。先日も、熊本市内の百貨店で開催して好評を博しました。

それにしても短い文章で上手に記事をまとめられますね。記者のRさんとは20年来のおつきあいですけど、いつもながら感心させられます。さすがはプロ。取材に同席していたマーケティング室のK室長も舌を巻いていました。

繊研新聞を読み始めたのはサラリーマン時代。部単位で一部ずつ購読されていたものをじっくり読もうと思って、社員寮にも配達してもらうことにしたんです。当時は20代の後半でしたから、もう四半世紀も読んでいることになりますね。

繊維業界人必読の繊研新聞。仕事に有益な情報がたくさん得られるので、素材メーカー、商社、アパレルはもちろん、小売業のみなさんにも強くお薦めします。もちろん、記事を書いてもらったからというわけではありませんよ。念のため。

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2006/03/05

ブログ一周年

去年の3月5日にブログを書き始めたので、ちょうど一年になりました。意外なのは、身近になかなかブロガーが増えないこと。友人、知人では皆無だし、地元久留米でもまだブロガーの数は少ないみたいですね。日本に473万ものブログがあるって言うけどホントかなって思います。

「社長のブログ」も思ったほど普及せず、仲間が増えないのは残念。アパレルやファッション業界ではほとんど見かけないし、地元久留米でも数えるほどです。社長業が忙しいのもあるのでしょうが、社長ブログに何を書くか、どう運営するか、お手本というものがないため、様子を見ておられる社長さんが多いのかもしれません。

このブログも、会社のPRが念頭にあるものの、あまり目的を果たせていない様子。このスタイルでいいのかな、と自問自答していました。たまたま前回の記事で初めて商品の紹介をすることになり、企画室のKさんに写真を頼んだのがきっかけで、「もうひとつブログを作ろうか?」という話になりました。

そこで、ココログのしくみを調べてみると、複数のライターを指名できるだけでなく、なんと、10個のブログを作ることができると判明。 さっそく「商品の紹介ブログ」を立ち上げ、記事を商品企画室で書いてもらうことにしました。

そのつぎは、「キムラ室長のISO日記」なんていうのはどうかな? さらに将来は、販売、製造、商品管理、総務にひとつずつと夢は広がります。ブログは2年目に入り、また新たな一歩を踏み出しました。


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2006/02/17

東京ギフトショー

久しぶりに、東京ギフトショーに行ってきました。会場は臨海副都心のビッグサイト。商品開発とデザインのヒントを得るのが目的です。とにかく会場が広いのに度肝を抜かれました。大阪会場の3倍、福岡会場の10倍はあるでしょうか?これが各々の「情報量の差」を表しているのかもしれませんね。

11時に会場に着いてから、16時の閉館まで5時間歩きづくめ。ようやく全部の会場を見て回ることができましたが、さすがにクタクタです。時間の関係で主に繊維関係のブースに絞らざるを得なかったのが残念で、余裕があれば、食品や文房具、ハーブやお香など、個人的に興味があるアイテムも見てみたかったな。

出展者の数はおよそ2500社。地元久留米の会社も、絣や工芸品など7~8社が出ていました。ここを舞台に全国に情報発信できるのですから、販路を広げたい会社には絶好の機会になります。

当社はメーカーなので、できれば一緒にモノ作りができるパートナーが欲しいところ。それも海外でなく、国内で職人技を持って、品質にこだわる会社が理想です。幸い、面白そうな会社をいくつか見つけることができましたが、当社の社員が既に訪問していたところもありました。やはり目のつけどころは似てくるんですね。

福岡ギフトショーでも経験して、今回も強く感じたのは、会社と担当者によって売り込みの熱意にずいぶんと差があること。すごく積極的に説明してくれる人もいれば、展示している商品以外は「われ関せず」というスタンスの人もいました。対話をしながら創造していくことが楽しみのひとつなのに、せっかくのチャンスを生かさないのはもったいないと思います。

わたしが持ち帰った案件は、休み明けに企画の担当者と打ち合わせする予定。今回の出張はこの見本市がメインなので、何らかの成果がないと肩身がせまいです。「ボツですね」と却下されないよう、調査資料も添えて、慎重にプレゼンに臨みたいと思っています。

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2006/02/16

製品品質と経営品質

展示会の片付けと反省会を終え、息つくまもなくISOの定期審査。昨年の8月以来半年ぶりで、昨日と今日、2日間の日程です。

今回の審査員さんは、コンサルティング会社に籍があるのですが、なんと!社長さんでした!従業員100人の会社の社長さんが自ら審査をされるとは驚き。今回の審査は、経営者の視点で、経営の仕組みや業績のチェックをメインに進められました。審査と同時に、経営コンサルを受けているような気分です。

ISO9001は品質管理システムの国際規格。もともと「製品の品質保証」に力点が置かれていたものが、2000年に改訂が行われ、「お客さまの満足実現」「システムの有効性の継続的改善」という2つの目的が追加されました。

それまでの規格(1994年版)は、「製品の品質(モノのできばえ)」にのみ目が行き、「経営の品質(会社全体の業績)」を軽視していました。「製品の品質は良くなったけど、会社の業績が悪化した」「ISOのおかげで仕事が煩雑になって能率が下がった」という話をわたしも聞いたことがあります。

こうした反省から、2000年版の規格は、①製品の品質を高めるだけでなく、②お客さまに喜んでいただいて、会社の業績を高め、③その仕組みの改善を続ける、といった内容に改められました。社員が楽しく働いて、赤ちゃんに喜ばれる商品を作り、利益をあげられるよう目指す仕組みと考えれば、社員のISOに対する意欲も高まります。

審査員さんから、「ISOの仕組みが経営システムと一体化していますね」というおほめの言葉をいただきました。ISOは自然体がいちばん。不適合もなく、無事に審査を終えて一息つきながら、好評価を素直に喜んでいるところです。


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2006/02/10

秋冬物展示会

6日から開催していた「06年秋冬物展示会」が無事終了。社員のみなさん本当にお疲れさまでした。また、お忙しい中、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地からご来場いただいたお客さま方に心から御礼を申し上げます。

お客さまとの対話や商品の説明、工場見学などを通じて、当社の企業風土、経営理念、もの作りの基本姿勢、商品へのこだわりはもちろん、今後の経営方針、少子化対策において果たすべき当社の役割などについてアピールすることができたと思っています。

また、お取引先である百貨店、専門店をはじめとして、産婦人科、紡績メーカー、生地商社、刺繍・ボタンメーカー、ミシンメーカー、広告代理店、銀行、新聞社など、たくさんの業種のお客さまに接し、わたしたちの会社が大勢の方々によって支えられていることをあらためて実感しました。

出生数が減るなかで、出産準備売り場の重要性が再認識されるようになり、売り場強化の気運が芽生えてきたようです。皇室のご慶事のニュースも明るい話題としてさかんに取りあげられていましたね。今年はベビー市場の賑わいが期待できるかな?

出産準備用品の専門メーカーは国内では残りわずか。わたしたちの責任は重大です。わたしたちを支えていただいている貴重な「パートナー」と力を合わせて、これからも「赤ちゃんのため」により良いもの作りに励んでいこうという決意を新たにしています。


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2006/02/04

朝のあいさつ

毎週、日経の土曜版トップに、「何でもランキング」が連載されています。今朝のテーマは、「男性がうれしい女性のひと言」。2位に大差をつけ、断トツのトップが「おはようございます」でした。これは女性でも2位。ちなみに女性の1位は「お疲れさま」となっているようです。

わたしも同意見。当社でも、毎朝、社員のほぼ全員が「おはようございます」と声をかけてくれて、とてもうれしい気分になります。昔はそうでもなかったんですよ。10年くらい前、新入社員に「おはよう」と声をかけたら、全く無視されてギョッとしたことがあるんです。

その彼女も、今では元気よく、笑顔で、わたしの目を見ながらあいさつをしてくれます。社風になじんでくれたのでしょうか、それとも本人の成長かもしれませんね。なかなかあいさつをしてくれないのは、入社して日が浅い社員。やはりちょっと気になります。

たまたま、ユニクロの柳井社長さんの著書で、「あいさつをしないのは、トップの責任」とあるのを見つけました。「会社で起こることは、全て社長に責任がある」ということばもよく聞くことだし、これは社長の責任だな。

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2006/01/28

デザイン・レビュー

2月の展示会に向け、企画室はいよいよ最後の追い込みです。みんな遅くまでご苦労さん。今日は、企画、販売、製造、購買のメンバーが集まって、ワイワイガヤガヤと商品の検討会。こうした会議はデザイン・レビューといって、ISOの「要求事項」にもなっているんですよ。わたしも欠かさず参加して意見を言わせてもらっています。

「この刺しゅうの色使いがとてもいいね」と言うと、「社長がそう言われるとちょっと不安になりますねぇ」と、すかさず横やりが。もしかして、「わたしがほめるものは売れない」と頭から決めつけていませんか? 確かに、過去にわたしが絶賛したものはあまり売れたためしがありませんけど。

自動車業界の話。革新的なイメージで知られるH社では、デザインの最終決定は、目利きである歴代トップの専決事項とか。いっぽう、かつてのN社は、若手デザイナーのデザインをトップが批評して凡庸なクルマに変えてしまうことが多かったそうですが、デザインを重視するトップへの交代によって優良会社へと変身を遂げています。

クルマにとってデザインがとても大事なように、ファッションビジネスに身を置く当社でも、デザインは事業の「KFS(Key Factor of Success :成功のカギとなる要因)」。創業以来、企画力の強化にはとくに力を入れてきました。

わたし自身も、絵画やデザインを見るのが大好きで、「かわいい」ものについては「目利き」を自認していますが、毎回予想を外すため、あまり意見が通りません。地道に選球眼を養い、打率をあげていきたいと思っています。自動車メーカーのトップのように、「最終のご判断を」と言われるようになれるかどうかは疑問ですけど。

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2006/01/10

戌年生まれ

今年は戌年ですね。
実は会社にも「干支」があるんですよ。
当社は昭和45年(1970年)の設立で、戌年生まれ。
今年で36歳を迎えます。
戌は安産のシンボルなので、出産準備用品をつくる当社にふさわしい干支といえるでしょう。

会社の干支について知ったのは、7年前に会社を新築したとき。久留米市内に家相を占う有名な神社があり、そこで見てもらったのがきっかけです。
宮司さんによると、当社の「持って生まれた運命」は、
①責任感、正義感が強く、義侠心に厚い
②企画、研究に力を入れることで伸びていく
③「自他ともに生きる」という視野の広さと奥の深さを持つ
④奉仕の精神を持ち、社会からも評価される
⑤急成長はしないが、100年の単位で世に浸透していく
というものでした。
会社の過去の生き方だけでなく、これからどう生きていきたいかという点も言い当てられていて、驚くとともに嬉しくなったのを覚えています。社名は明かさず、誕生(設立)日を教えただけで何でこんなにわかるのか、本当に不思議です。

今年は年男(女?)ですが、12歳、24歳のときも好業績をあげており、いい年になるのでは? わたしは縁起をかつぐ性格なので、「必ずよくなる」と強く念じるとともに、生まれる赤ちゃんの数が増えるよう祈っています。

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2005/12/22

積雪の朝礼

久留米では珍しく12月に雪の日が続き、今朝はついに5センチの積雪。路面が凍り、クルマはノロノロ運転で大渋滞になっています。

朝礼に集まったのは、いつもの6割くらいでしょうか?
男子社員はほぼ全員が到着。みんな30分から1時間早く家を出てきた様子で、結構遠くから来ている人もいますね。雪が降っているからといって遅刻をしない心がけに感心しました。今日の顔ぶれをしっかり目に焼きつけておかないといけません。

娘は福岡に通っていて、
「今日は雪が降っとるけん、遅刻してもいいと」
昨日、先生にも、
「久留米は田舎やけん、明日は大雪やないとや~」
と言われたみたいです。
ま、いいか、と思ったけどまずかったですね。
親として、「ちゃんと遅刻せんように行かんか!」
と言うべきだった、反省。

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2005/12/09

冬の掃除

早いもので、またまた掃除当番がやってきました。

今回は都合により、パートナーがS君からA君に交代。A君なら十分代役が務まりますね。毎日、正面玄関と階段を掃除していて、仕事ぶりがとてもていねいですから。それにしても冬の掃除は厳しいな~、おまけに初雪まで降るし。12月初旬に雪は珍しいんですよ。

天気は小雨まじりの雪に変わっています。2階の便所の掃除を終えて、「雨だから、外の掃除は明日でいいか?」と、よこしまな考えを頭に浮かべつつ外を見ると、なんとA君が雨の中で掃き掃除をしているじゃありませんか! 雨に濡れる後ろ姿にいたたまらなくなり、あわてて駆け降りていきました。

こういう日に限って、これでもかというくらい、葉っぱがあたり一面に散乱しています。それから二人でしばらくの間、一心不乱に掃除。そうしていると、出社してくる社員が思わず立ち止まって、「お疲れさまです」、「寒いでしょう?」と、次々に労わりの声をかけてくれるんですね。

「経営者は、社員が気の毒に思うくらい懸命に働かなくてはならない」といわれていますが、申し訳ないことに、これまでにそうした経験がほとんどなく、今回の掃除は、思いがけず良い機会を与えてくれたのかもしれません。声を掛けてくれた社員の皆さんと、触発してくれたA君には感謝の気持ちでいっぱいです。

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2005/10/27

朝礼のスピーチ

昔から人前で話をするのが大嫌い。
サラリーマン時代は何かと理由をつけて逃げ回っていました。
それでも仕事をやっている以上、全く避けては通れない
わけで、やむなく人前で話す日の前日はいつも鬱々として
いたものです。

同期の友人の結婚式のスピーチを断ってしまって、
後で大いに後悔したり、逃げてきたツケがまわってきて、
30代半ばに大勢の前で赤恥をかいたり。
何ごとも逃げてばかりいるとロクなことはありません。
なんとか克服しなければ、と思いましたね。

事を起こすにあたり、まず本から入るわたしは、話し方の本を
10冊くらい買って固め読みしました。
結局のところ、事前の入念な準備・練習と、場数をこなすこと
の二つに尽きるみたいですね。
その後スピーチの機会もかなり多くなり、努力の甲斐もあって、
今ではさほど苦にならなくなりました。
人前で話のできないようでは社長は務まりません。

一昨年の暮れに福岡の同業の社長さんが、
「うちでは毎朝朝礼で3分間スピーチをやってるんですよ。」
これはいい話を聞いた、「うちでもやってみます」というわけで、
さっそく翌年の正月から実行です。誰でも人前で話す機会が
必ずあるはずだからきっと役立つし、スピーチをすることで
性格もより積極的になるんじゃないか、と思ったわけです。

最初はみんなひどく嫌がり、怨嗟の声があちこちで聞かれ
ましたが、2年もたつとかなり上達してきました。
なかには、びっくりするほど上手になった社員もいます。
結婚式やお取引先での会合などでスピーチする機会も
あることだし、逃げずに挑戦し、成果を得たことによって、
今ではみんな喜んでくれている?と(勝手に)思ってます。

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2005/10/17

博多商人

ビジネスは近場から順に市場を広げていくのが定石。
当社もそれに従い、最初は地元の百貨店から
お取り引きを始めていきました。

今日は福岡の百貨店で会合がありましたが、
このお店は当社のお取引先の中で最古のお取引先。
長年にわたってお引き立てをいただき、
おかげさまで当社も全国に販路を広げることができました。

会場の入り口に並んでお出迎えをしていただく
幹部の方々には、旧知のお顔が多数おられ、
一人一人にごあいさつ。
お世話になった歴史の長さをあらためて感じます。

老舗には、古き良き習慣が続いていることが多いもの。
かつてはお正月に、お店の社長・役員と、
問屋のトップが集まり、福岡市の郊外にある宮地嶽神社に
初詣でに行っていたと聞いています。
わたしの父も毎年出かけていました。
時代の流れかもしれませんが、
この行事は10年位前になくなったみたい。
一度行ってみたかったですね。

会の最後は、恒例の「祝いめでた」の唄と
「博多手一本」による手締め。
博多手一本は、県内でも福岡市内だけに伝わる
独特の手拍子。
福岡らしい陽気さと軽快さが感じられて大好きです。
博多商人の伝統と文化を感じながら、元気にお開きです。

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2005/10/14

社名の由来

突然ですがブログのタイトルを変更しました。
「あかろぐ」という同名のサイトを発見し、
その中にイメージの良くないことばが入っていたんです。
今後似たような事態が起こる可能性もあり、
先手を打って名前を変えることにしたわけですが、
新しいタイトルなら商標権で守られていて、
そうした心配は免れそうです。

ところで、「赤ちゃんの城」の商標の登録は昭和38年。
ベビー家具の製造を始めるにあたり、
「ベビーベッドは、赤ちゃんのお城」ということで、
父が名付けました。
もっとも、当社の発祥とベビー用品との関わりは、
もう少し時代をさかのぼることになります。

当社のルーツは、大正10年創業の
鴻江(こうのえ)医療器(株) という医療器具の卸商。
その販売ルートに、昭和30年頃から哺乳瓶やおまるなどの
ベビー用品が流通するようになり、百貨店にベビー売り場が
でき始めた時期とも重なって、百貨店とのお取り引きが
少しずつ増えていったのです。

ベビー雑貨の仕入販売を行いながら、
昭和38年に自社ブランドでベビー家具を作り始め、
昭和42年にはベビー寝具の製造をスタート、
さらにはベビー衣料にも進出します。
昭和45年にベビー用品部門を分離・独立して、
(株)コーノエベビーを設立、
昭和57年に(株)赤ちゃんの城に社名を変更しました。

その後、祖業のベビー雑貨卸と家具の製造からは
徐々に撤退して、現在では新生児衣料とベビー寝具が
事業の柱となっていますが、メインのお取引先が
百貨店(現在は約90%)であることは、創業以来
変わっていません。

主力商品は時代とともに変わっても、
上質で、安心・安全な商品を、企画・設計から製造まで
自社で行うという姿勢は不変で、
これからもその基本をしっかりと守っていきたいと
考えています。

ブログタイトルに社名を入れたのを機に、
会社とブランドの歴史と変遷についてお話しさせて
いただきました。

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2005/10/08

割れ窓理論

今朝、出荷場の蛍光灯が古くなってチカチカと点滅しているのに気づきました。

さっそく総務部のN君を呼んで、交換するよう指示。しばらくすると、営業部のM君とS君が脚立を持ってきて作業を始めました。「落っこちないようにね」 10分くらいしてN君もやってきました。手には蛍光灯を持っています。

「あれ、今2人でやってるよ。丸投げしたのかと思ってた」というと、「冗談じゃありませんよ」と言って憤慨していました。とりあえず仕掛かり中だった仕事を済ませ、現場に急行してきたそうです。

どうやら2人はたまたま気づいて自主的に始めた様子。作業を終えると、「もう1ヶ所あるから」とN君を誘い、他の場所に移っていきました。皆さんクイック・レスポンスでたいへんよろしい。何ごとも気がついたら即実行です。

定期購読しているビジネス誌(HBR)に、たまたま「ブロークン・ウインドー(割れ窓)理論」という記事が載っていました。この説は、「政府がゴミや落書きなど、都市の荒廃を無関心に放置したままにすると、犯罪予備軍をより凶悪な犯罪へと駆り立てる危険性が高まる」というものです。

そういえば、ニューヨークのジュリアーニ前市長が、犯罪対策として最初にやったのが地下鉄の落書き消しだった、という話を聞いたことがあります。物事は取るに足らないようなことから悪化していくし、逆に改善を進めようと思うのなら、小さなこと、ささいなことに注意を払わなければならないんですね。

記事の最後は、こう結ばれていました。
「小さなことに気配りのできない経営者に、本当に素晴らしい企業など築くことはできないでしょう。より大きく成長するためには、そのようなささいな問題を、何としても解決していく必要があるのです」

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2005/09/21

阪神の転換社債

タイガースが優勝しそうですね。おかげで阪神電鉄の株価も急騰しています。

もっとも、当社では一切、投機目的の株式売買をやっていません。これは父の方針によるもので、余剰資金は全て、元本保証・確定利付きの預金や債権で運用しています。その中のひとつに、たまたま5年前に買った阪神電鉄の転換社債がありました。償還期限は今月の30日で金額は2000万円、年利回りは1.5%です。

転換社債とは、通常の社債に「株式転換権」がついていて、いつでも株式と交換することができるというもの。株価が転換価格を上回ったら、株式に転換して売って差益を得ることができます。

つい先日、証券会社の担当者から電話があって、「阪神の転換社債が少し上がっています。今売ったら10万くらい利益が出ますよ」とのこと。売りの指示を出したら、あっさりと売れました。売った後で、「待てよ、転換価格は?」と調べてみると505円。株価は既に470円と間近に迫っています。「しまった!」

「これはまもなく転換価格を抜いてくるな」と思っていたところ、案の定、株価は急上昇。今日の株価の終値689円で計算すると機会損失は○百万円で、さらに膨らむかもしれません。ノーリスクで儲かるチャンスだったのに。あ~あ、がっくり。落ち込んでいると、目に、「ついてる」の文字が飛び込んできました。

斎藤一人さんの本を読んで、付録のシール「ついてる」を自分のデスクに貼り付けていたんです。人生を好転させる不思議なキーワード、「ついてる」。この、ほのぼのとした字を見ていると、不思議と気持ちがなごんできました。

「たなぼた利益が入ったら、将来株の誘惑に負けて大損するかも」、「長年の付き合いでも、言うことを鵜呑みにせずに自分でも確認を取るべき」といった反省や教訓も。実損が出たわけではなく、数多くの知人から聞いた、数億円単位で株で損したという話には比べるべくもない。これってやっぱり、「ついてる」ってことなんでしょうね?

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2005/09/08

今週も掃除

今年3回目の掃除当番。朝晩は少し涼しくなりましたが、トイレ掃除はやはり大汗が出ます。思わず、「あ~、嫌だなぁ」

そういうときは、知り合いの社長さんのことを思い浮かべるようにしています。その社長さんは、掃除で有名な鍵山秀三郎さん(イエローハットの創業者)が主宰する「経営者の掃除体験研修会」に参加したことがあるそうです。みなさんもご経験がおありと思いますが、市営の公衆トイレには逃げ出したくなるくらい汚いところがありますよね! 体験セミナーでは、わざわざそういうトイレを選んで掃除をするみたいです。

くだんの社長さんがゴム手袋をはめて、へっぴり腰で便器を洗っていると、後ろから鍵山さんの叱り声が。
「あなた、なにやってんですか? 素手でやらなきゃ、素手で」
「素手で...ですか?」
「あたりまえです。あなた、社長さんでしょう。従業員は何人いるんですか?」
「200人です」
「そんな掃除の態度では、200人の会社の社長は勤まりませんよ」
そう言われて、やむなく素手で掃除をするハメに。1週間くらい臭いがとれなかったよ、とおっしゃっていました。

この話に比べたら...ひゃ~、天国、天国。毎日掃除しているんだから、汚れといってもたかが知れています。

話は変わりますが、当社の男子トイレは1階と2階に1ヵ所ずつ。1階のほうが広くて人の出入りも多く、掃除の手間も余計にかかります。わたしが8時5分前に会社に着くと、すでにパートナーのSくんは1階のトイレを掃除中。きつい仕事と楽な仕事があったら、いつもきついほうを取るよう心がけているのでしょう。

みなさんはどうしていますか? お菓子を分けたりするとき、真っ先にいちばんいいところを取ろうとしていませんか? そういうところって意外に厳しくチェックされていて、酒の席で格好の肴になることもしばしば。とくに部下は上司をよく見ていますよ。わたしも気をつけないといけません。

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2005/09/01

6Sを徹底する

今日は朝礼で、「6S」について話をしました。皆さん、「6S」ってご存知ですか? 6Sというのは、整理、整頓、清潔、清掃、しつけ、作法の6つ。全てSで始まるので6Sというのですが、品質管理などでおなじみの5Sに、作法を加えて6Sにしたのは、京都に本社を置く「日本電産」の永守重信社長です。

永守社長は一代で年商5000億の優良会社を築きあげた敏腕の経営者で、6Sを経営の基本にしておられます。当社としても6Sは長年の重要な課題。ISOの取得でかなり改善はされたとはいえ、まだまだ徹底が不十分ですね。

そんななかで、お手本になるような社員がいて、いろんな「気づき」を与えてくれることがあります。ていねいな掃除、元気なあいさつ、朝早くからの商品の片付け、モノを大切に使うこと、靴をきちんとそろえること、などなど。こうした人たちは、6Sを実践するだけでなく、同時に職場を明るくする「幸福のタネ」を蒔いてくれているんです。

6Sという「いい習慣」をやっていくと、自分もまわりも少しずつ幸福になっていく。まず一人一人が身の回りのできることをやって、周囲の人の気持ちを良くすることから始めましょう。そうすれば、みんなの心に少しずつ灯がともってきます。あの人のおかげで、いいことに気づかせてもらったから、代わりに自分はこれをやろう、といった具合。

みんながそういう気持ちになり、お互いにいいお手本を見せ合うことによって、会社の雰囲気が良くなっていき、6Sが自然な形で浸透していく。そんな職場になるといいな、と願っています。

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2005/08/26

香港からお客さま

香港からお客さまが来社されました。当社の販売先は日本全国の百貨店と専門店が主ですが、わずかながら輸出もあるんです。

今日のお客さまは、うら若き女性のショップオーナーで、有能なキャリアウーマン。高級ショッピング・ゾーンとして知られるセントラル(中環)地区にお店を構えておられます。数年前、たまたま東京の百貨店で当社の商品をご覧になったのがきっかけで、ご縁ができました。

香港は20年くらい前に一度行ったきりですが、東洋と西洋が入り混じった独特の雰囲気がとても気に入りました。(その後の中国への返還で、今はかなり雰囲気が変わったのかもしれませんが)
あの時に、以前勤めていた会社の香港事務所にお邪魔して、Sさんに夕食をごちそうしてもらったのも懐かしい思い出です。

当時、香港には、三越、伊勢丹、大丸、松坂屋、そごうなど、日系の百貨店がたくさんありましたが、次々と撤退。つい先頃三越の閉店が発表され、とうとうゼロという事態になってしまいました。中国の統合に伴うデフレにより高額品の販売が難しくなり、いっぽうで高騰する地価の負担が大きくなったためといわれています。

ベビーの仕事をやっていて、よく言われるのは「中国で商品を売ってみては?」ということ。わたしも大いに期待をしています。人口が膨大で、お金持ちも多いようなので、高級品でも結構売れそうですね。

この点については香港のオーナーさんも、中国の市場を調査していますが、現時点ではまだ難しいという判断。中国では、こどもの衣類にあまりお金を使わないようです。(教育にはお金をかけるみたいですけど) 

とはいっても、時代とともにマーケットも変化します。いつ大きなビジネスチャンスが巡ってくるかもわかりません。その日が来るまで、経営をしっかりと安定させて、会社が続いていくよう頑張っていきたいと思っています。

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2005/08/24

改善提案

当社では年2回、社内で「改善提案」を募集していて、今回は57件の応募がありました。いつもこの提案を読むのを楽しみにしていますが、とくに裁断や縫製など製造についての提案は面白く、品質を高め、コストを下げるために、いろんな工夫をしているんだなぁ、とあらためて感心させられます。

仕事の改善策を自分の頭で考えるのはとてもいいことです。稲盛和夫塾長も、「昨日より今日、今日より明日、明日より明後日と、綿々と絶え間なく改良改善を続けていくことによって会社が成長していく」とおっしゃっていますが、こうした製造現場の創意工夫による「技」や「匠」の蓄積は、当社にとって貴重な財産となっています。

たまたま盛和塾会報の今月号で、回転寿司のチェーン店を経営者する塾生のお話を見つけました。その方は、かつては従業員の小さな工夫に価値を認めていなかったそうですが、塾長の教えから、その大切さに気づき、それがきっかけとなって経営が変わっていったそうです。以下に少し引用してみます。

魚の種類がわからないお客さまのために、「ハマチ」という旗をつけると、売上が増えました。旗を、「活き活きハマチ」に変えると、さらに売れ出すのです。ネタにはなりにくいイカの耳に 「イカ耳」という旗をつけると売れ始めました。さらに工夫して、「こりこりイカ耳」と書くと、もっと売れました。

こりこりイカ耳! おいしそうですね~。こうした改善が従業員一人一人から出てくるのは素晴らしいこと。「どうやったらお客さまに喜んでいただいて、売上が増えるのか」「どうやったらコストが下がって、お客さまに奉仕できるのか」を常に考え、工夫することによって会社が発展するのでしょう。

当社の改善提案も、提案を出すのが一部の人たちにとどまっていて、まだまだといったところ。この良き活動をさらに浸透させて、全員参加に持っていきたいと思っています。

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2005/08/17

仕事のスタイル

お盆休みが終わって、今日から仕事。また規則正しい生活に戻ります。今回は、朝の「日課」を中心に、わたしの仕事のスタイルについて書いてみます。

朝6時に起きてメールをチェック。メールは家でも会社でも読めるようにしています。新聞2紙を読んで、朝シャン(死語ですね)してから出社。会社はすぐ近くです。わたしに限らず、当社は職住近接の人が多く、平均通勤時間は20分といったところでしょうか。(田舎暮らしのメリットのひとつですね)

会社に着くのは8時ですが、役員や掃除当番など、すでに数人が出社しています。今日は休み明けのためか、早々に10人くらい来ていて本当に感心しました。朝の出社時刻と勤労意欲は間違いなく正比例すると思います。

最近クール・ビズが流行っていますが、当社の男子社員は社内では全員ふだん着。スーツを着るのは出張のときと、お客さまが来社されるときだけで、わたしも会社に着替えを置いています。朝礼の時間まで、事務所で業界紙など5紙に目を通し、入ってくる社員にあいさつを返します。

朝礼には全員が集まり、社是と経営理念を唱和した後、男子社員が輪番でスピーチをします。スピーチを始めてから2年半になりますが、みんなの話力が上達しただけでなく、社内のコミュニケーションも良くなり、各部署の現状や問題点などの情報を共有できるようになったと思います。

朝礼が終わると、全員で15分間掃除。わたしも出荷場の掃除をしますが、きれい好きで勤勉な担当者が出張で留守の日はゴミが散乱したまま。わたしの指導力不足を痛感するひとときです。社内を歩き回った後、経理事務室にあるデスクに就いて、一日の仕事を開始します。


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2005/08/04

ISO定期審査

今日と明日は、ISO9001の定期審査です。

ISO9001というのは、品質管理システムの国際規格。スイスのジュネーブに本部を置く「国際標準化機構(注)」によって、「製品の高品質の保証」と「お客さまの満足実現」という2つの点で優秀と認定された組織に与えられるものです。
当社は2001年に、ベビー服、ベビー寝具の業界で初めて、このISO9001を取得しました。

審査は必ず社長のインタビューから始まります。審査は今度で8回目ですが、いつもながら緊張しますね~。今日も、会社を取り巻く経営環境や、お客さまのニーズの変化、経営システムの大きな変更など、かなり突っ込んだ質問の連続で冷や汗が出ました。次は管理責任者ですが、例によって立ち往生。周囲のギャラリーも、ハラハラドキドキです。

購買、販売、製造と審査は続き、事務所や工場などの現場にも足を運びます。今回の審査員さんには、現場をじっくりと見ていただいたので本当に良かったです。やはり現場でISOの仕組みがうまく機能しているかをチェックしてもらわなくては。書類審査だけで、現場を全く見ない審査員さんが来られたこともあるんですよ。

いい審査員さんに当たると、審査の途中でいろんな「気づき」に出会います。今回もたくさん気づかせてもらいましたが、とくに印象に残ったのは、継続的に仕組みを改善していくなかで、できあがった新しいシステムというのは将来に残せる「財産」であるということ。こうした無形の資産が会社の価値を高めていくんですね。

今日のところは無事終了しましたが、引き続き明日も、全員で気合を入れて頑張っていきましょう。

(注)International Organization for Standardizationの略称で、本来ならIOSですね。

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2005/07/15

お疲れさまでした

展示会が無事終了しました。

社員のみなさんお疲れさま。
また、お忙しい中、全国各地からご来場いただいたお取引先の皆様方に心から御礼を申し上げます。

少子化など会社を取り巻く環境は厳しいものの、今回の展示会では、お取引先の期待をこれまで以上に強く感じました。当社の社員にとっても、大きな励みになったと思います。

午後5時、高揚した充実感のなかで全員による後片付けが始まりました。展示会の間、会社を守ってくれていた製造や商品管理のメンバーも、大型トラックで続々と応援にやってきます。いつものことながら、疲れがたまっているにもかかわらず、全員が一生懸命働く姿に感謝の念が湧きあがってきました。


商品を撤去して空っぽになった陳列台がつぎつぎと解体されていき、きらびやかだった会場はまさに「夢の跡」といった感じ。


30余年にわたり、作っては壊しの展示会を繰り返しながら、一歩一歩成長を遂げてきた当社ですが、これからも何回となく繰り返されるであろう、会社あげての「お祭り」が、つつがなくいつまでも続くよう祈っています。

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2005/07/10

明日から展示会

春夏物のシーズンも終盤を迎え、まもなく販売を終了の予定。すでに工場では秋冬物をフル生産中で、売り場への商品投入を間近に控えています。

これに対して、商品企画の仕事はさらに1シーズン先行していて、毎年この時期に、翌年(2006年)の春夏物の展示会を開催することになっています。

いよいよ明日から5日間の展示会。この半年の間、新しい企画・デザインと新商品の開発に努力してきた成果を全国各地から来場される百貨店・専門店のお客さまにご覧いただくことになります。せっかく、遠路はるばる九州まで来ていただくのだから立派なものをお見せしなくては、という気持ちでいっぱいです。

展示会場は、久留米市の郊外にある「久留米リサーチパーク」。700㎡の会場に二日間かけて設営工事を行い、三日目の今日、およそ30人が休日出勤して商品の飾り付けをしました。

お昼はみんなでお弁当。わたしの母がお手製のそうめんをたくさん作って持って来ました。毎年メンバーがほんの少し入れ替わりますが、準備のときの「昼食会」は二十年来変わらぬ風景です。飾り付けが終わってから、全員で会場を回りながら確認のミーティングを行い、展示会の成功を祈りつつ、夕方に解散しました。

この数日、大雨の予報が出ているので天気が心配です。明日からのハードな日々に備え、ブログはこれくらいにして、今日は早寝します。

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2005/07/03

心を高める、経営を伸ばす

昨日の新聞に、盛和塾の稲盛和夫塾長の記事が載っていました。

稲盛塾長は先月末で、自ら創業した京セラの取締役を退任されましたが、その退職金は6億円。新聞によると、年商1兆円規模の創業者社長としては「功績に似合わぬ異例の安さ」であり、しかも全額を寄付されたことから、「退職金も稲盛流」と報じています。

塾長は既に、稲盛財団などを通じて650億円!!という大金を寄付されています。なのに、講話の中から窺える塾長の私生活は質素そのもの。最近は、成功した経営者が、フェラーリと競走馬を買うのが流行となっているだけでなく、銀座のクラブで一晩に数百万円を使ったりするそうですが、全く好対照の生きざまではないでしょうか? 
地元の久留米を代表する経営者、石橋正二郎氏とともに、わたしは稲盛和夫塾長を尊敬してやみません。

塾長がいつも言われているのは、「わたしたちは魂を持って、この世に生まれてくる。その魂を、生きている間に、よりきれいなものにして、あの世に帰っていかねばならない。魂をどれだけ磨くことができたかで、人生の価値が決まる」ということ。塾長は自らの行動をもって、わたしたちに、あるべき「生き方」を指し示されているのです。

その反面、「ただ利他の心や、きれいな心というだけではだめ」とも言われます。経営者は、強い意志力と闘魂で競争を勝ち抜き、会社を発展させなければならない。もちろん、それは私利私欲のためでなく周囲の人たちを幸福にするのが目的で、「心を高める、経営を伸ばす」という塾長の著書名に、この思いが強くこめられています。

6月の例会でも、質問に立った塾生に、「いちばん大切なことは、一緒に働く従業員を幸福にすることなんです」と熱く語られ、塾長のすぐそばに座っていたわたしは、この一言が胸にじんときました。あらためて、当社を、社員の幸福と社会への貢献を実現できる会社に発展させていかなければ、と思っています。

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2005/06/22

税理士の先生と

接待はあまりしません。ランチ、ディナーあわせても、月に1~2回。接待を受けるほうとなると、ほとんど記憶にないくらい。わたしに限らず、当社の営業マンもそれほど接待の機会は多くないようです。

今日は、顧問の税理士の先生に決算慰労の接待。年一回ですが、十数年来の、というか、父の代から数えると、三十年以上続いている恒例の行事です。5年くらい前から嫁さんも一緒に来て、いろいろとご指導を受けています。

先生はあまりお酒を召し上がらないので、毎年食事が美味しいお店選びに気を遣っています。今年選んだのは、自然食レストランの「キャトルセゾン旬」というお店。嫁さんが一度行ったことがあるのと、久留米、福岡、小倉などの百貨店に支店を出している点にも興味が湧きました。

税理士の先生の接待で留意すべきポイントがもう一つ。「接待の金額が筒抜け」という点です。決算の時に「何気なく」、総勘定元帳の「接待交際費」の欄を見れば一目瞭然。これは、他のお客さまでは絶対にありえません。このお店は、あまり値段が高くないようなので、別予算でコース料理を用意してもらいました。料理も美味しくシェフやお店のスタッフの応対も良かったのでまた来ようと思います。

409681831309_sl100_sctzzzzzzz_1_2先生はネコがお好きで、現在、家には13匹の家族がいるそうです。お土産に、最近出た「ちょっとネコぼけ」というネコの写真集を差し上げました。

帰りは、嫁さんの運転でご自宅までお送りしました。嫁さんが過去に相当ぶつけたことをよくご存知なので、ややご不安の様子でしたが、無事お届けすることができ一安心しました。

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2005/06/09

福岡ギフトショー

福岡のマリンメッセにギフトショーを見にいきました。これまでは東京と大阪だけで行われていたのですが、今回初めて福岡でも開催されることになったんです。

来場者は皆、名札をぶら下げているので会社の名前が一目瞭然。さまざまな業種の人たちが来ているのがよくわかります。思いがけず、お取引先の百貨店の部長さんにお目にかかりました。専務さんも一緒に来ておられ、新商品開発へのトップの熱意が伝わってきます。

どのブースも熱心な勧誘をしていましたが、あるブースに入り、担当者に、ベビー関連の材料がないかをたずねたところ、「ありません」の一言。ここに並べている商品の中から選んでください、といった営業姿勢です。

せっかく高い参加費用を払って遠くから売り込みに来ているのだから、少しはお客の要望を聞いてもいいのに。これからはコラボレーションの時代で、それも離れた業種との組み合わせほど面白い成果を出せると思うのですが。

たぶん会社への業務報告には、「とくに問い合わせはありませんでした」と書かれるのでしょう。社員(もしかして経営幹部?)のやる気の不足なのか、あるいは会社の体質なのかはわかりませんが、ビジネスチャンスを自ら閉ざしてしまっていますね。

営業マンには常々「すぐにノーと断るのではなく、まずお客さまの要望を聞く」よう言っていますが、当社でも似たようなことが起こっている可能性がないとはいえません。今回の例を、反面教師としなければならないと痛感しました。

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2005/06/08

朝の掃除

今週は、掃除当番です。

7年前、今の場所に社屋を新築・移転したとき、毎朝全員で掃除をすることに決めました。それまでは、女子社員だけが掃除をしていたのですが、男子も加わり、朝礼が終わった後で15分間掃除をします。おかげで今でも社屋はクリーンなままで、ときどきお客さまからもおほめの言葉をいただきます。

また、男子社員は1週間交代で年4回、朝8時に出社して便所と社屋の周囲を掃除します。わたしのパートナーは、S君で7年間ずっと変わりません。というか、わたしのたっての希望で、「異動」しないようにしてもらっているのです。

いろんな社員がいますが、動きが鈍いのと組むとたいへんです。イライラするだけでなく、結局二人ぶん働くことになります。常識がズレてるのもいて、「まだ葉っぱがたくさん散らかってるじゃないか」と注意すると、「葉っぱはゴミじゃありませんから」と想定外の答えが返ってきて仰天します。わたしの教育不足が原因です。

市内に公認会計士の友人がいて、よく掃除をするそうですが、「掃除は気づきを与えてくれる」ということばに共感を覚えます。掃除が一段落して、やれやれ終わったと思っていると、S君は、どこからとなく掃除する箇所を見つけてきます。当番以外の日でも、週一回朝早くから階段の拭き掃除をしていて、本当に頭が下がる思いです。

S君は衛生管理者の資格を持ち、当社の環境整備の総責任者を務めています。これからも末長く、良きパートナーとして一緒に朝の掃除をしてほしいと願っています。

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2005/05/26

百貨店問屋

百貨店には仕入先との協力会を作っているところが多く、年1回、お店に全員が集まり会合が開かれる。先日は鹿児島のお取引先の総会に出席した。

店内と市内のお店を見て回った後、バスで城山にあるホテルに移動する。途中、左側の窓から見える日豊本線のトンネルの入り口には、西郷隆盛の座右の銘、「敬天愛人」のプレートがある。

夕方、総会と懇親会が始まり、売場の部長さんやお店の役員の方々にごあいさつするとともに、同業や異業種の皆さんといろいろ話す。

メンバーは「百貨店問屋」といって、百貨店をメインに商品を販売する会社であり、有名メーカーや名だたる老舗がずらりと並ぶ。どの会社にも高いレベルの商品を扱っているというプライドが感じられる。

百貨店問屋は、本社が東京、または関西にある会社がほとんどで、当社のように地方から全国に向けて商品を供給する会社は珍しい。情報量の多い東京や、古い歴史と伝統を持つ京阪神に集中しているのだろうか。

百貨店のお客さまは圧倒的に女性が多いと思われるのに、出席者に女性が少ない(5%くらい?)のも不思議。百貨店問屋は、ファッションやインテリア、グルメといった業種が大半であり、今後、女性経営者の進出が大いに期待されるところだ。

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2005/05/21

好きなネーミング

いうまでもないことだが、商品にとって、ネーミングはとても大切だ。当社でも商品の名づけには、かなり頭を使っている。

わたしもいくつか名前をつけたことがあり、ホールサンドというマット、シュペットというタオルの製品グループはわたしが命名した。

創業以来の伝統で、当社の製品には全て名前がついている。「ポッポ」、「ぴーちゃん」といった単純なものもあれば、「ルナスター」や「空飛ぶぞうさん」のように少しひねった名前もある。

わたしが好きなのは、「おぼろだま」という名前。同じデザイナーの作品に、「ゆらぎの葉」というのもある。彼女はスピリチュアルなものに関心が深く、好きな画家はジョージア・オキーフ。「癒し」に興味を持っていて、カラーセラピーの講座に通っている。

社外に目を向けると、好きなネーミングがたくさんある。話はやや古くなるが、「ぴよだまり」というのはとても気に入っていた。最近は「いぬのきもち」に心が和む。

社名で大好きなのは「おやつカンパニー」、ベビースターラーメンは、今もときどき食べている。北海道にある木造住宅の会社、「木の城たいせつ」というのも、雰囲気をよく表していて、いい名前だと思う。

企画・設計から裁断・縫製まで、一つ一つていねいにもの作りをしているのだから、名づけにも細心の注意を払ってほしい。リクエストがあれば、わたしも喜んで名づけに協力するつもりだ。

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2005/05/20

大阪出張

大阪に出張した。

わたしの社会人生活は大阪で始まった。7年余の暮らしだったが、東京で過ごした4年間の学生生活とは違った懐かしさがある。入社早々「どんくさいやっちゃな~」と職場でよく言われていたけど、今思うと実に的確な表現だったと思う。

前に勤めていた会社で同期入社だった、みかみ氏、あとやま氏と一緒に酒を飲む。大阪には同期が6人いて、飲み会や麻雀、ドライブ、旅行など、よく遊んだが、早いもので20年以上が経ってしまった。

出張のほうは、お取引先への挨拶と市場調査のほかに、3年に1度の国際アパレルマシンショーや、子供服店の集積で最近話題になっている南堀江地区、立花通りに行く。少し歩いてアメリカ村にも足を伸ばした。

仕事の合間に、阪神名物「いかやき」を立ち食いしたり、京都の錦市場を散策したり。大阪をはじめとして、関西は食べ物が美味しいので、途中でいろんなものを試食するのも大阪出張の楽しみの一つである。

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2005/05/12

「かわいい」の感覚

商品の企画やデザインは社内の会議で決定するが、デザイナーにはいつも、お客さまから 「かわいい!」と言われるような商品を作ってね、と言っている。

上品でかわいらしい、見ていて心が安らぎ、気持ちが暖かくなるようなデザインを創ってほしい。もちろん、商品作りの基本である安全性と高い品質を設計段階できちんと踏まえたうえでのことだ。

もっとも、最近は「かわいい」の感覚が変わりつつあるのではないかと思うことがある。

先日、ふとしたきっかけで福助の携帯ストラップを入手した。リアルな顔の福助の人形に、足袋がくっついていて、ちょっとシュールな感じ。ところが、次女に見せると「かわいい~」と凄く気に入り、早速携帯のお供となった。

鞄には大きなカエルをぶら下げている。「可愛かろ?」と言うが、これが全然かわいくない。 ビニール製でだら~んと伸びていて、まるでゆでガエルのようだ。

カエルといえば、先日ベビーショップに居合わせた若いお母さんが、ベビーカーに乗っている娘に向って「あら、このカエルさんかわいいねー」というので、急いで見に行くと、「こ、これが?」という感じであった。

こうした状況にいくつか遭遇すると、今訴求しているかわいらしさに若干の不安を感じてしまう。だが、当社が長年培ってきた独自のかわいらしさは普遍のものと堅く信じて、これからも良質の商品作りに励んでいきたい。

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2005/04/29

父の教え

早いもので、わたしも当社に入って20年になる。

入社早々父から云われたのは「お辞儀の角度が浅い」と
いうことだ。ぴょこん、といった感じで心がこもってない。
「大企業ならそれでもいいが中小企業ではダメだ」という。
以来、頭を深々と下げるようにしている。

次に、3つの点についてクギをさされた。
①むやみにいろんな団体に入らない
②講演を引き受けない
③会社の金で株を買わない、
の3点である。

いずれも仕事の気が散ることを危惧して先手を打ったもの
と思われるが、これらの言いつけもきっちり守っている。
バブル時に株に手を出さなかったのもそのおかげだ。

071001_081054_m父の座右の銘は「敬天愛人」だが、もう
ひとつ「驕るなかれ」というのがあって、
創業来使用している古金庫に今も貼り
つけてある。

嫁さんが最初、これを見て、「この金庫、相当立て付けが
悪いのね」と言った。不思議に思い理由を聞くと、「だって、
けるなかれって書いてあるよ」「あのね、これは、おごるな
かれって読むんだよ」と答えたことを思い出した。

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2005/04/24

ウイルスまいたー

昨日の午後、突然パソコンが動かなくなった。

自分であれこれ試したがどうにもならない。パソコン師匠のしもしも君は、土曜で忙しそうなので、弊社の「なんでも修繕人」しんちゃんを呼んだ。

聞くと、企画室からも救援要請があったという。こちらはすでに解決済みとのことなので、安心して作業の進捗を見守った。セーフモードでトラブルのあった直後の状態まで戻す。おお、これなら一発で直りそうだ。さすがはしんちゃん!

ところが、直らない。CPU使用率が100%のまま下がらないという。原因は間違いなくウィルスバスターにある。これまでも95や98でたびたび誤作動に悩まされてきたので直感的にそう思った。日経ビジネス今週号の特集記事「ソフトが危ない・品質崩壊」が頭をよぎる。

5時間に及ぶ悪戦苦闘の末、セーフモードでエラーチェックをかけたまま会社を後にした。帰宅すると朝日の夕刊に全国的なシステム障害の記事。ネットから対処策を入手して今朝会社に来ると、直っていた。修正プログラムが入ったようだ。

パソコンが動いて一安心。今朝の新聞各紙ではこのトラブルを大々的に報じていた。ウイルス対策ソフトがウイルスを撒き散らすなんて、本当に人騒がせな話である。


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2005/04/17

東京出張

昨夜遅く東京から帰ってきた。

東京出張の目的は、お取引先への挨拶、店舗見学と定点観測、
新しいもの探しといったところ。アポの合間を利用して、美術館や
博物館、神保町などにも行く。今回は部下のくらかぎ君と一緒に
ゴッホ展を見に行った。絵筆のタッチと色の取り合わせがいい。

学生の頃から、印象派以降の近代・現代絵画に的を絞って美術
展によく足を運んでいる。今の仕事も絵画と関連が深いデザイン
ビジネスであり、好きな分野で仕事ができるのは有り難いことだ。

夜は、お取引先や部下と食事をしたり、友人に会ったりする。
今回は久々にジャンボ氏に会い、六本木のアビーロードという
ライブハウスに連れて行ってもらった。

一曲目に大好きな 「While my guitar gently weeps」 が演奏されて
感激。以前に社内の急造バンド「かわはらレディス・クリニック」で
この曲を練習して忘年会で歌ったことがあり、思わずステージに
駆け上がりそうになった。ジャンボ氏もバンドをやっているそうなので、ぜひ一度聞いてみたいと思っている。

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2005/04/15

モブログのテスト

モブログの投稿テスト。
いま東京にいます。

出張で東京に行く。

上記のタイトルと文章は、モブログといってケータイから投稿したものである。なかなか便利なものだ。

もっともケータイはほとんど使わない。普段はかばんの中にしまい
込んでいて、出張の時だけ携帯している。
仕事で緊急を要する用件など滅多にあるものではなく、数日間
出張で会社を留守にしていてもケータイが鳴ることは殆どない。
ときどき自分の存在感に不安を感じるほどだ。

3年前に初めてケータイを買い、ようやく使えるようになった矢先、
家族の勧めでFOMAに買い換えた。機能がものすごく多くて実に
使いにくい。メールの入力も相変わらず面倒だ。

とはいうものの、ケータイの進化は日進月歩。ビジネスに与える
影響もますます大きくなるだろう。こうした強迫観念もあって、
少しでもケータイに馴染もうと日々努力を続けている。

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2005/04/12

朝の出勤比率

最近、朝会社に早く来る人が増えてきた。

これは嬉しいことだ。かなり前に船井総研の本で読んだ
法則がずっと気になっていた。それによると、「15分前の
出勤が6割以上の会社は生産性が高い」というのである。

勉強会でご一緒している福岡の倉庫会社の社長さんから
「朝は30分前にほぼ全員が揃う」と聞いてびっくりしたことが
ある。会社の業績も順調で、むべなるかなと思った。

経営には因果律がある。「掃除をすると品質が良くなる」と
いう法則はよく知られているが、まさに真実。
当社も5年前の本社移転を機に朝の掃除に力を入れた結果
品質水準が着実に向上してきた。

朝の出勤時間のほうは難しい。遅刻さえしなければ会社に
来る時間は本人の自由であり、早い出勤が経営にプラスに
なると感じても、なかなか強制はできない。

現状は、30分前、15分前が、それぞれ3分の1くらいで
なんとか及第点といったところ。掃除もそうだったが、何事も
徹底するには時間がかかる。出勤時間については個人の
自主性に任せ、「自然体」での定着、改善に期待したい。

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2005/04/01

人を愛すること

毎月1日の朝礼では、社員全員を集めて講話をする。4月の慣例で、社是と経営理念の提唱を行った。

当社の社是は3つあり、その筆頭が、「人を愛すること」というものである。これは、当社会長の座右の銘である、西郷隆盛の「敬天愛人」ということばを基に、平成元年に制定した。

人を愛することは、人を大切に思う、人のために何かをしてあげることだが、根底に、人の喜びを自分の喜びとする「思いやりの心」と、人の利益を自分より優先する「自己犠牲の精神」を有するものだと思う。

わたしたちは、社員、お客さま、供給者、株主、さらには社会や国家に対して、「人を愛すること」のできる会社でありたいと願いながら日々の事業活動を行っている。


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